早大が練習納め 最速151キロ右腕・徳山、早川先輩に「追い付き追い越せるように」

2020年12月22日 16:04

野球

早大が練習納め 最速151キロ右腕・徳山、早川先輩に「追い付き追い越せるように」
来季へ向け、意気込む(左から)早大の徳山投手、丸山主将、岩本捕手(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 今秋の東京六大学リーグを制した早大が22日、東京都西東京市東伏見の同大グラウンドで年内の練習を終えた。
 楽天にドラフト1位指名された早川隆久投手ら、優勝の原動力となった選手が抜け、小宮山悟監督は「春は春で新チーム。別のチームとして戦わないといけない。それぞれが、レベルを上げるためにこの冬、地獄を見ろということかな。同じことをやっていたら同じ結果しか得られない」と2季連続優勝へ向け、選手の更なる奮起を求めた。

 早大で右のエースがつける伝統の11番は最速151キロ右腕の徳山壮磨投手(3年)が新たに背負う。「1年生から11番をつけたいと思っていた。やらないといけないという思いしかない」

 大阪桐蔭時代は春2回、夏1回の計3度の甲子園のマウンドを経験。早大では1年春から登板も、今秋のリーグ戦は、開幕前に右肩のコンディション不良もあり、5試合の登板で10回を投げ、防御率4・50と不調だった。

 来秋のドラフト候補に挙がる右腕は「今は右肩の状態は万全。(来年は)チームとしても個人としても大事な年になる。(進路は)プロ1本で考えている。(早川投手に)追い付き、追い越せるように」と意気込む。直球とスライダー中心の投球で、リーグ戦では狙いを絞られる場面もあった。フォークやチェンジアップなど、縦の変化球を磨き、投球の幅を広げる考えだ。

おすすめテーマ

2020年12月22日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム