阪神・矢野監督 後半戦も“足攻”で主導権握るぞ「盗塁や走塁は勢い付くしムードも上がる」

2021年07月26日 05:30

野球

阪神・矢野監督 後半戦も“足攻”で主導権握るぞ「盗塁や走塁は勢い付くしムードも上がる」
<阪神1軍練習>井上ヘッドコーチ(右)と話す矢野監督(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 阪神・矢野監督が、後半戦も“足攻”を駆使して主導権を握る戦いの継続を宣言した。
 「(盗塁や走塁は)勢いっていう部分では付くし、数字だけに表れない部分で相手にプレッシャーもかかっている。走塁って見た目にもムードが上がる」

 チームは目下84試合で71盗塁と球団では58年以来63年ぶりの120盗塁に到達するペースだ。近本、中野のレギュラーメンバーはもちろん、熊谷、植田ら代走要員の勝負どころでの機動力もある。

 今後は優勝争いも大詰めに向かい、重圧のかかる場面が多くなるが、指揮官は「全然、大丈夫。大事なゲームだから急に走れへんってこともない。俺はずっと選手の背中押してる」と期待。選手の勇気から苦境を打開する場面を思い描いた。

 リーグ1位の近本を1差で追う16盗塁の中野も「チームが勝つことを最優先に、勝利につながる盗塁ができれば」と意気込む。“走れる虎”が歓喜の瞬間までペナントレースを快走する。(遠藤 礼)

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