ウソっ!広島・秋山 本拠地で4打席連続三振デビュー NPBでは自身初の“超超珍現象” チームも敗戦

2022年07月12日 21:29

野球

ウソっ!広島・秋山 本拠地で4打席連続三振デビュー NPBでは自身初の“超超珍現象” チームも敗戦
<広・D>4回1死、秋山は見逃し三振に倒れる (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島4-7DeNA ( 2022年7月12日    マツダ )】 広島の秋山翔吾外野手(34)が、本拠地デビュー戦となった12日のDeNA戦で、まさかの4三振を喫した。
 この日は「3番・右翼」でスタメン出場すると、初回、4回とDeNA先発の石田の前に2打席連続で見逃し三振。6回は1死一塁からランエンドヒットの形で空振り三振に倒れると、8回も左腕・田中健の前に見逃し三振。カーブにタイミングを外されるなど振るわず、秋山には珍しい4打席連続三振となった。

 秋山がNPBで1試合4三振を喫するのは3度目で、2018年4月13日の楽天戦以来。ただ、三振以外を含まない純粋な4打数4三振は、NPBでは自身初という極めて珍しい結果となった。

 試合も先発・九里が3失点するなど序盤から勢いに乗れず、チームは黒星を喫した。

 この日は秋山の本拠地デビュー戦を見守ろうと、広島ファンが大勢駆けつけた。初回、右翼の守備に就く際には右翼席へ向かって帽子を脱ぎ頭を下げて、「歓迎」のボードを持ったファンから拍手喝采を浴びた。

 広島デビューとなった8日からの中日3連戦では11打数2安打1打点。打撃はまだ本調子とはいかないが、それでも3試合で左翼、中堅、右翼の3ポジションで先発した。中堅守備では両サイドと連携を図り、右翼に入った3戦目には強肩で移籍後初補殺をマークするなど、さすがの存在感を発揮。さらに、遊撃手・小園に向けては将来のために、と助言も送っていた。

 この日は結果は出なかったが、秋山の一挙手一投足にはまだまだ注目が集まりそうだ。

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