BC栃木・ティモンディ高岸 プロ初登板で2回3失点 試合は引き分けも「今日は両者優勝でございました」

2022年08月14日 16:54

野球

BC栃木・ティモンディ高岸 プロ初登板で2回3失点 試合は引き分けも「今日は両者優勝でございました」
<栃木・埼玉>栃木先発のティモンディ・高岸宏行(撮影・久冨木 修)     Photo By スポニチ
 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグ・栃木に入団したティモンディ高岸宏行(29)が14日、宇都宮市内で行われた埼玉戦で初登板初先発。2回3安打の3失点で降板となった。チームは4-4の引き分けで試合終了となった。
 小さい頃の夢だった「プロ野球選手」。芸人と“二刀流”での挑戦がついにスタート。初球は134キロをマークするも、先頭打者の金子に内野安打を許した。2死三塁の場面で、4番・フェルナンドへの1球目を暴投し、その間に走者が生還。以降は2死一、二塁としたものの6番・中村を中飛に抑え、初回のマウンドを終えた。

 2回は、先頭打者の7番・青木に左中間ソロを被弾した。プロの洗礼を浴びたものの、高岸は笑顔を浮かべ拍手をしながら青木の一発を祝福。2死一、二塁では、元楽天の3番・片山に右前適時打を許すも、続くフェルナンドは左飛に打ちとった。

 試合後のインタビューで、高岸は「お疲れ様でした。みんな楽しかったですか?僕もみなさんのおかげで楽しかったです」とコメント。「各々が野球を通じての夢を持って、命を懸けてやっておられる方々がいるということ、少しでも熱量を感じていただければ幸せです。両チームの一生懸命なプレーのおかげで、きょうは両者優勝でございました」と嬉しそうに振り返った。

 「皆さんもいい夏の思い出になることができれば、僕も嬉しいですし、またぜひBCリーグの試合に足を運んでください」と笑顔。「明日からも皆さんのことを応援しています。夢に向かってどんな時も上手くいかないことがあっても楽しく前を向いて、走っていきましょう」とし、最後はお決まりの「やればできる!」で締めた。

おすすめテーマ

2022年08月14日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム