巨人・高梨が志願の4日連続登板、わずか1球で17ホールド 原監督「ちょうどお風呂で一緒に」

2022年08月14日 19:45

野球

巨人・高梨が志願の4日連続登板、わずか1球で17ホールド 原監督「ちょうどお風呂で一緒に」
<巨・広>3番手として登板し、1球でピンチを切り抜けた高梨(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2022年8月14日    東京D )】 巨人の6年目左腕、高梨雄平投手(30)が広島戦(東京D)に3番手として登板。わずか1球でチーム2位の今季17ホールド目をマークした。
 2―0で迎えた7回に前の回からイニングまたぎとなった2番手左腕・井上が同点とされ、なおも2死二塁というピンチに登板。メジャー帰りの3番・秋山を初球のシュートで詰まらせ、ライナーを自ら処理してわずか1球でのホールドとなった。

 高梨は11日の中日戦(バンテリンD)からこれで4日連続の登板。試合後、原辰徳監督(64)は3連投だった13日の広島戦(東京D)後に風呂場で高梨と一緒になったことを明かし「よう頑張ってるな」と労った後で「明日(14日)は、ちょっとゆっくりしよう」と声をかけたところ「本人が“いやいや、明日も行ける”と言ってくれたんでね」と4連投の背景にあった秘話を披露。

 「なかなかそうやって言ってくれる選手はいなくてね、彼とお風呂で一緒に会ったということが彼にとって良かったのか、僕にとって良かったのか(笑)。結論からいくとね。ちょうどお風呂で一緒になったときにね。ピッチングコーチはある意味、今日は投げさせたくなかったんでしょうけど、試合前にその話(お風呂でのやり取り)をしてね。“俺にはそう言ってくれたよ”と(笑)。本人に確認して、確認が取れたということでスタンバイしとこうと。それでああいう結果になったということですね。ちょうど、1人というね」と鉄腕の心意気に目を細めていた。

 【高梨の4日連続登板】
8月11日 中日戦(バンテリンD)1回0安打0失点、14球
8月12日 広島戦(東京D)1回0安打0失点、13球
8月13日 広島戦(東京D)2/3回2安打0失点、13球
8月14日 広島戦(東京D)1/3回0安打0失点、1球
 

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