【甲子園】横浜・村田監督「もっと打てないと甲子園で勝てない」 エース杉山「来年も甲子園」雪辱誓う

2022年08月14日 11:34

野球

【甲子園】横浜・村田監督「もっと打てないと甲子園で勝てない」 エース杉山「来年も甲子園」雪辱誓う
<聖光学院・横浜> 先発する横浜・杉山 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   横浜2ー3聖光学院 ( 2022年8月14日    甲子園 )】 横浜は聖光学院に競り負け、2年連続で2回戦で姿を消した。
 初回から聖光学院に先制点を奪われるなど、終始リードされる展開を強いられ、村田浩明監督は「終始、聖光学院さんの得点を上回ることができずに、それが物語っているように聖光学院さんのペースで試合が流れて、本当にリードすることが1度もできなかった。そこらへんがかなり攻められてるような感じでそれを必死に守る感じでそれが強すぎてしまって1本打てなかった」と肩を落とした。

 その上で「このチームが勝つためには守りしかないと、昨年秋からやってきました。3年生中心にそこをすごく理解してくれて、やはり守備を大事にやってきて守備はなんとかなったけど、もって打てないと甲子園で勝てないとまた思い知らされました」と反省を口にした。

 玉城陽希主将(3年)は「本当に悔しいという気持ちです。昨年も2回戦で負けて、何とか昨年の3年生の分までこの壁をぶち破ろうとやってきたんですけど、また同じところで負けてしまって未熟さがある。悔しいです」と唇を噛んだ。

 開会式で選手宣誓を行った主将は甲子園という場所を「今までやってきたことが出る大会、甲子園という場所は何が起こるか分からない。その分、嘘を付けない場所。辛いことをいくつも乗り越えたチームが勝つ場所だなと思いますし、逆にそういう場所でできた喜びを感じている」と振り返った。

 エース・杉山遥希(2年)は「この伝統ある横浜高校のユニホームを着られるのもあと1年しかない。来年、甲子園に戻って来て先輩を超えるという意味でも全国制覇を目標に来年も甲子園に戻ってきたいです」と涙目でリベンジを誓った。

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