ヤクルト塩見、14試合ぶり一発が決勝2ラン「あまり覚えていない…本当に苦しかった」 

2022年08月14日 21:56

野球

ヤクルト塩見、14試合ぶり一発が決勝2ラン「あまり覚えていない…本当に苦しかった」 
<ヤ・D>4回、塩見は勝ち越し2ランを放ちガッツポーズ(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト4―1DeNA ( 2022年8月14日    神宮 )】 首位ヤクルトは14日、本拠地の神宮球場で2位のDeNAと対戦。4回に塩見泰隆外野手(29)が決勝点となる右越え13号決勝2ランを放ち、6投手の継投で逃げ切り、連敗を7で止めた。両リーグを通じ60勝一番乗りで、DeNAとは再び7ゲーム差に広げた。
 1─1で迎えた4回。来日2年目で初めて2番に入ったサンタナが四球で出塁すると、続く塩見はDeNA先発の坂本の初球、高めに浮いたスライダーを逃さず、右翼席へ運んだ。決勝の13号2ランに、お立ち台では「自分としても最近本当に苦しくて、何とかバットに当てるんだという気持ちで。何がきてもストライクゾーンに来たら、何とか当ててやろうという気持ちで打席に入った」と話した。塩見にとって、7月7日の巨人戦以来14試合ぶりの一発はチームの連敗を止める価値ある一撃だった。
 
 12日の試合から3番に入って2試合目で飛び出したV弾に「無我夢中だったんで正直あまり覚えていないんですけど、とにかく最高の気持ちだったんですけど…最高です!」と笑顔で叫んだ塩見。5日の巨人戦で主催2000試合出場を達成したヤクルトの人気マスコット・つば九郎への思いを聞かれると「特にありません」と話し、本拠地ファンをわかせた。

 チームは、16連敗した19年以来3年ぶりで高津監督政権下ではワーストの7連敗中だった。指揮官は山田を19年7月28日の広島戦(神宮)以来の1番に据え、2番にはサンタナを配した。山田が初回に同点に追いつく先頭打者アーチを放つなど、打線組み替えに選手が応え、今月3日以来の勝利を手にした。塩見は「やっと7連敗というトンネルから脱出できたので、まず(16日からの)タイガース戦、1戦目をとって、また連勝街道を進んでいきたい」と力強く語った。

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