ニューヨークポストの記者が80試合出場停止のタティスはもっと嘘の上手い人を雇うべきと酷評

2022年08月14日 09:33

野球

ニューヨークポストの記者が80試合出場停止のタティスはもっと嘘の上手い人を雇うべきと酷評
パドレス・タティス(AP) Photo By AP
 ニューヨークポストのジョン・ヘイマン記者が13日(日本時間14日)のコラムで、薬物違反で80試合の出場停止処分を受けたパドレスのフェルナンド・タティス内野手(23)が言い訳にばかげた嘘をついていると呆れている。
 タティスは声明文で「白癬(はくせん)治療の際、気付かずにクロステボルの入った薬を使用していた」と説明したが、ヘイマン記者はクレステボルは皮膚の疾患や白癬治療に処方されることはなく、湿疹、乾癬のような皮膚病に効く一般的な薬はクロベタゾールだと指摘。「彼か、彼の代理人か、マーケティング担当者かが、こう言えば、みんなが筋力増強剤のクロステボルをクロベタゾールと勘違いしてくれると考えたのかもしれない。しかしながら医師の処方を受けていたなら、医師の書いた証拠書類があるはず。もっと嘘の上手い人を雇うべきだ」と書いた。

 タティスについて、最近まで球界で最も輝いていたスターだったが、他のみんなも愚か者だとわかったと酷評する。

 主軸選手でありながら、今季開幕から一度も試合に出られていない。周知のとおりオフにバイク事故で手首を痛めたからだ。スリルを味わうための無謀な運転で、しかもキャンプのレポートデーまでチームへの報告を怠っていた。プロアスリートの自覚も責任感もない。フィールド上では天才だが、その外では他者の助けが必要だとヘイマン記者は憤っている。

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