巨人・戸郷3勝目なるか 7回途中4失点降板 5回に5連打4失点 セ界トップ防御率0.89→2.03に

2023年04月26日 20:30

野球

巨人・戸郷3勝目なるか 7回途中4失点降板 5回に5連打4失点 セ界トップ防御率0.89→2.03に
<神・巨>5回、渡辺諒に適時二塁打を浴び、悔しがる戸郷(撮影・岸 良祐)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年4月26日    甲子園 )】 巨人の戸郷翔征投手(23)が阪神戦(東京D)に先発登板。7回途中6安打4失点で降板し、試合前にセ・リーグトップの0.89だった防御率は2.03となった。わずか1点リードだが、今季3勝目の権利を得ての降板となる。
 前日25日の同戦がチームにとって2021年7月2日DeNA戦(神宮)以来の雨天中止となり、戸郷自身はプロ初のスライド登板。戸郷にとっては8回途中7安打2失点と好投するも打線の援護に恵まれず今季初黒星を喫した18日のDeNA戦(長崎)以来中7日でのマウンドとなった。

 すると、いきなり巨人打線が爆発。初回に主砲・岡本和の適時打で先制すると、3回には岡本和の2打席連続適時打で2点目が入り、戸郷も自ら今季初安打初打点となる適時打を放つなどこの回一挙4点を挙げて5―0と大量リードを奪った。

 だが、一方的な展開かと思いきや、戸郷が5回に突如崩れた。4回まで1安打に抑えていたが、5回先頭の6番・佐藤輝に内角直球を右中間スタンドへ運ばれ1号ソロとされると、ここからまさかの5連打で一挙4失点。あっという間に1点差に詰め寄られた。

 それでも6回は1四球を出しながらも無失点。だが、5―4のまま迎えた7回だった。先頭・木浪の左中間への鋭い打球を中堅・ブリンソンがダイビング好捕。続く代打・井上にこの試合4個目となる四球を与えると、ここで原辰徳監督(64)が自らマウンドまで出向き投手交代を告げた。なお、2番手として登板した左腕・大江が近本への死球で1死一、二塁としながらも梅野を空振り三振に仕留めたあと、中野の一ゴロを中田翔が好捕して無失点でしのいでいる。

 戸郷の投球内容は6回1/3で打者27人に対して102球を投げ、6安打4失点。2度の3者連続を含む7三振を奪い、与えた四球は4つ、直球の最速は148キロだった。

 ▼戸郷 失点の回が反省すべきところです。次回はしっかりと最少失点に抑えられるように頑張ります。

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