Rソックス・正尚 メジャー初3安打で前日から5打席連続快音 「寝つき良くなった」新打法効果

2023年04月26日 02:30

野球

Rソックス・正尚 メジャー初3安打で前日から5打席連続快音 「寝つき良くなった」新打法効果
レッドソックスの吉田正尚(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   レッドソックス4-5オリオールズ ( 2023年4月24日    ボルティモア )】 レッドソックス・吉田の勢いが止まらない。敵地でのオリオールズ戦に「4番・左翼」で出場。メジャー18試合目で初の“猛打賞”となる3安打1四球で、1イニング2本塁打した前日から5打席連続安打で6打席連続出塁となった。
 「打撃に関してはしっかりコンタクトが取れてきたかな」

 好調を示す一打は第1打席だった。2回。開幕2戦目で2打数0安打に抑えられた右腕クレマーから、逆方向の左中間方向への中前打。打球速度はメジャー自身最高の112・3マイル(約181キロ)の強烈な打球で「あそこに強い打球を打つことを練習から意識している。それを実戦でできたというのはよかった」と波に乗った。3回に中前打、6回も左前打し3安打。5試合連続安打のうち4度がマルチ安打で、打率・265まで上昇した。

 休養日となった19日(日本時間20日)に、打撃コーチの助言もありオープンスタンスに変えた。フォーム変更後は「夜の寝つきは良くなった」とするなど、吉田自身も手応えをつかんでいる。アレックス・コーラ監督も「5度も出塁(実際は4度)したんだからいい夜だろう。厳しい球にも対応し、いいスイングをしていた」と絶賛した。

 第2、第3打席はどちらも95マイル(約153キロ)以上の速球を打ち返した。「高めも打てると思って打ちにいっている。そこがゴロになったり差し込まれたりしていたんですけど、そこもタイミングさえ合えばしっかりはじき返せると思うので」。前日にメジャーの新人史上4度目、日本選手初となる1イニング2発をマークしたのに続き、吉田が本来の姿を取り戻してきた。

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