ヤクルト開幕21試合目で初の2桁安打も4連敗　高津監督「特に気にはしていなかった」

2023年04月26日 23:17

野球

ヤクルト開幕21試合目で初の2桁安打も4連敗　高津監督「特に気にはしていなかった」 — ＜D・ヤ＞7回、戸柱の3ランで静まり返る高津監督（右から2人目）ら（撮影・島崎忠彦） Photo By スポニチ

【セ・リーグ DeNA―ヤクルト（ 2023年4月26日横浜）】 3位のヤクルトは首位のDeNAに敗れて、今季2度目の4連敗。9回2死二塁で浜田がチーム10安打目となる右翼線適時二塁打を放ち、今季21試合目で初の2桁安打。2リーグ制以降ワーストタイとなる59年広島の開幕から21試合連続2桁安打なしは逃れたが、わずか2得点に終わった。高津監督の一問一答は以下の通り。

　――先発の高梨は粘って6回1/3を5安打3失点。

　「凄くよかったと思いますね。粘り強く、ランナーを出しても次の打者をなんとかという気持ちがこもっていましたし、だからあそこまでいけたと思いますね」

　――7回を投げ切ってくれれば。

　「ちょっと変えるタイミングをね。どうしようかずっと悩んでいたんですけど、状態よかったのであそこまで引っ張りましたけれど。あそこまでゲームを作ってくれたので、いいピッチングだったと思います」

　――2番手の木沢が交代直後に戸柱に3ランを被弾。今季9試合目で初失点。

　「しょうがないですよ。相手（打者）もキャッチャーなので、いろいろ配球読みながら駆け引きであったり、難しい場面で、打者心理であったりいろんな心理の中で結果として打たれたという感じですね」

　――打線は9回につないで、ヤクルトらしい攻撃ができた。

　「なかなかそれまで長打がなくて、単発のヒットしかなくて残塁も多くなってしまったんだけども、ああやってつないでいって、四球はなかなかとれなかったですけど、そういう姿勢が大事でしょうね。なんとか次へ次へという気持ちが」

　――8回までは単打のみ。9回に長打が出た。

　「得点圏でね。最後は出ましたけど、なかなか最後の1本がね。セカンドいって、サードいって、そこからの1本がなかなか出ないので、なかなか得点に結びつかない。それは野球なのでしょうがないんですけど」

　――開幕して初めての2桁安打。

　「特には気にはしていなかったですけど、打てないより打てた方がもちろんいいに決まっていますし。これがきっかけにはならないでしょうけど、また明日、（相手先発の）平良投手を打てるように研究するだけだと思います」

　――復調が待たれる村上は左翼ポール際に大飛球のファウルもあった。

　「僕はちょっとバッターのことはよくわからないですけど、そのささいなことはね、何かきっかけになったりするらしいので、そうなってほしいなと思っています。人間なのでね。それは難しい部分はたくさんあると思います。一生懸命頑張っていますよ」

　――内山が3度の盗塁阻止。

　「壮真のストロングポイントなのでね。捕ってからの速さというのは。彼らしいいいプレーだったと思います」

　――2番で先発起用した浜田が3安打。

　「チャンスはみんなにあって、外野の3つしかポジションがないなか、塩見がいなかったり、ノリ（青木）を休ませながら使ったりとかでいろんな選手を試しながら使っているんですけど、ああやって結果を残してくれると、まだまだ課題はたくさんありますけど、また次も使いたくなりますね」