阪神・岡田監督　佐藤輝の一発「きっかけになるやろうなあ」ノイジーには「1番悪いかもわからんなあ」

2023年04月26日 22:14

野球

阪神・岡田監督　佐藤輝の一発「きっかけになるやろうなあ」ノイジーには「1番悪いかもわからんなあ」 — ＜神・巨＞肩を落とす阪神・岡田監督（撮影・大森　寛明） Photo By スポニチ

【セ・リーグ阪神4―8巨人（ 2023年4月26日甲子園）】阪神・岡田監督は「2番・梅野」「3番・中野」の新オーダーで今季初の甲子園での巨人戦に臨んだが完敗。6番に下がった佐藤輝に一発が出たものの、佐藤輝の失策が痛かった。以下は岡田監督との一問一答。

　――佐藤輝にホームランが出た
　「流れが来たけどなあ」

　――その5回は攻撃がつながった。
　「まあ。1点差やったら後半チャンスあったと思うけどなあ。やっぱりホームランが痛いわ。犠牲フライだと思っていたけど」

　――佐藤輝は復調のきっかけになるか
　「きっかけになるやろうなあ。きのうの室内からよかった。きのう（ホームランが）出る言うてたけどな」

　――打線を組み替えた。2番梅野の意図は
　「意図って、2番で打たそうと思ったんやんか」

　――コンパクトな打撃を思い出させる狙いはあった？
　「ちょっと強引に行くからな。近本が塁に出て右に打つとか、バントとかもできるかと思ったけど、そういう機会はなかったけどな。7回に左で来たから、あそこがポイントやったけどな」

　　――最近、梅野にチャンスで回ってくる。
　「それは何番打たせてもいっしょやって。みんなそうやんか。打順下げてもチャンスは回ってくる。調子が悪いものに」

　――調子が悪い選手の打順を下げるのではなく上げた。
　「いや、間に入れたんやけどな。あそこは絶対、9番からでも左ピッチャー来るから、間に入れといたら、ちょうど当たるやろと思たらホンマになあ、ちょうどええタイミングやったけどなあ。大江の時に」

　――及川のピッチングで流れができた。
　「おー、やっぱり流れ変えるよなあ。まああ西勇が打たれすぎよなあ、最初から」

　―ー西勇が立て直せないのも珍しい。
　「初回、1点で逃れたからなあ、それですっといくと思たけどなあ」

　―ー気にしていたノイジーが。
　「そうやねん、今やったらノイジーの方が1番悪いかもわからんなあ」

　――打順もまた、考えながら？
　「そんなにコロコロ、コロコロ変えないからな、俺は。まあ、ねえ、ノイジーも何番打とうが、まず自分のいい時の感覚を戻さないといかんよ。何番やからええとか、あかんとかじゃなしにな。バッターって何番打とうが、相手はその選手の攻めをしてくるわけやからな。楽な打順なんかないわけやんか。クリーンアップ打ってる選手が、7番になったら楽っていうことはないわけやから。個人個人の調子をあげなあかんゆうことやから」
　