巨人・重信 今季初打点が決勝点「ヒットじゃなくても、チームの勝ちにつながる1点が取れた」

2023年09月05日 22:37

野球

巨人・重信 今季初打点が決勝点「ヒットじゃなくても、チームの勝ちにつながる1点が取れた」
<ヤ・巨>9回、重信の内野ゴロの間に勝ち越しのランナーが生還する(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年9月5日    神宮 )】 巨人が終盤に粘りを見せ連勝。再び勝率を5割に戻した。重信慎之介外野手(30)が3―3の9回に今季初打点となる決勝点を叩き出した。
 大きな勝利を呼び込んだ。重信は9回1死三塁で打席に立った場面を振り返り「ヒットじゃなくても、チームの勝ちにつながる1点が取れたので良かった」とホッとした表情を見せた。

 まだまだ逆転クライマックス・シリーズ進出に向けた厳しい戦いは続く。「今日みたいに大事なところで回ってくることもある。100%の力を出せるように、常に考えてやっていきたい」と前を向いた。

 1点を追う8回に丸の左犠飛で同点に追いついて迎えた9回。先頭の大城卓が空振り三振に倒れた後、6番・吉川が相手5番手・石山から中前打を放ち出塁。石山のけん制悪送球で吉川は一気に三塁へ。相手のミスで1死三塁とチャンスを拡大すると、続く重信が石山の投じた3球目直球を叩きつける。二ゴロの間に吉川がスライディングで生還。ついにこの試合初めて勝ち越しに成功した。最後は中川が山田、村上の中軸をきっちり抑えて1点を守り切った。

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