大谷が右脇腹の張りで先発回避 ファン悲痛「このまま休んで手術して」「なんとかホームラン王だけは」

2023年09月05日 10:18

野球

大谷が右脇腹の張りで先発回避 ファン悲痛「このまま休んで手術して」「なんとかホームラン王だけは」
<エンゼルス・オリオールズ>試合前の打撃練習中、足を滑らせる大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス-オリオールズ ( 2023年9月4日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は4日(日本時間5日)、オリオールズ戦に「2番・DH」で出場することが発表されたが、「右脇腹の張り」のため、急きょスタメンを回避した。
 試合前、屋外での打撃練習を行った大谷。1セット目は5スイング、柵越え1本、2セット目は5スイングし柵越え3本、3セット目は3スイングし柵越え1本。そして、3セット目の4スイング目をハーフスイングした際に、足を滑らせて転倒しそうになり、そのままベンチに下がっていた。

 大谷は右肘じん帯損傷により、今季は投手として投げないことが決まっている。今後について3日に全国紙USAトゥデーが「大谷は10日以内に今季をシャットダウン(終了)し、右肘のトミー・ジョン手術を受ける可能性がある」と報道。ただ、代理人を務める大手代理人事務所「CAAスポーツ」のネズ・バレロ氏(60)がこの日、取材に応じ「何らかの治療行為が必要」との見解を示しつつ「まだ結論は出ていない。いろいろな決断を仰いでいるところ。今季どこまでプレーするかは分からない。まだ決まっていない」と手術について明言は避けた。

 大谷の突然のスタメン回避にインターネット上でも心配する声が続々。「もうこのまんま休んで手術して」「今シーズンもう全休でいいんじゃないの」「ゆっくり休んでね。無理して他のところを痛めたら今後にもまた響くからね」「もうほんとに休んでくれ 大谷ほどの打者ならいくらでもタイトル狙えるチャンスあるし、エンゼルスの今シーズンは終わってるんだから治療に専念してくれよ」と疲労を考慮し、休むよう勧める声が多くあがった。

 大谷は現在44本塁打でア・リーグ本塁打ランキングトップにいるが、「そのまま今期は終了して、早めにメスを入れて早期復帰を目指して欲しいです。万が一、ホームラン王を取れなくても、それはそれ。大谷選手の現役生活はまだ先がある!」とタイトルよりも体を大事にして欲しいという声のほか、「なんとかホームラン王だけは取ってほしい・・・」と複雑な心境をつづる声も寄せられた。

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