巨人 終盤の粘りで逆転勝ち!9回に重信が決勝打で5割復帰 8回“ガッツ”火消しの船迫がプロ2勝目

2023年09月05日 21:22

野球

巨人 終盤の粘りで逆転勝ち!9回に重信が決勝打で5割復帰 8回“ガッツ”火消しの船迫がプロ2勝目
<ヤ・巨>勝利を喜び合う巨人ナイン(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年9月5日    神宮 )】 巨人が終盤に粘りを見せ連勝。再び勝率を5割に戻した。
 1点を追う8回に丸の左犠飛で同点に追いついて迎えた9回。先頭の大城卓が空振り三振に倒れた後、6番・吉川が相手5番手・石山から中前打を放ち出塁。石山のけん制悪送球で吉川は一気に三塁へ。相手のミスで1死三塁とチャンスを拡大すると、続く重信が石山の投じた3球目直球を叩きつける。二ゴロの間に吉川がスライディングで生還。ついにこの試合初めて勝ち越しに成功した。最後は中川が山田、村上の中軸をきっちり抑えて1点を守り切った。

 同点の8回2死一、三塁のピンチでオスナを打ち取った4番手の船迫が5球でプロ2勝目を挙げた。オスナを一ゴロに仕留め、自らベースカバーに入った際に渾身のガッツポーズ。しかし、ヒーローインタビューで「あれは“アウトだ”とアピールしただけで…」と照れ笑い。ガッツポーズではなかったが、ルーキーの闘志が逆転勝利を呼んだのは間違いない。

 自身初となる2桁勝利に王手をかけてから3試合目の先発となった山崎伊。しかし0―0の2回に2死を奪ってから、長岡と古賀に連打を浴び先制を許す。同点の4回には、再び2死から古賀に右前打を許した後、9番・サイスニードに初球の甘く入った直球を左翼席に運ばれた。投げ合っていた相手先発右腕に痛恨のNPB第1号2ランを許し再び2点をリードされた。

 打線は4回に丸、5回には梶谷が適時打を放ち食らいつく。そして1点を追う8回に先頭の梶谷が中前打で出塁。門脇が三塁線への犠打を転がすと、三塁手・村上が一塁へ悪送球。その間に梶谷が三塁まで進み無死一、三塁のチャンスを迎えた。3番・丸が相手4番手・山本大からきっちりと左犠飛を放ち、試合を振り出しに戻した。

 先発の山崎伊は6回99球3失点で2桁勝利に王手をかけてから3試合連続で勝ち星を奪うことはできなかった。

おすすめテーマ

2023年09月05日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム