オリオールズ藤浪、地区Vシャンパンファイトに「こんな経験をメジャー1年目からできて嬉しい」

2023年09月29日 11:37

野球

オリオールズ藤浪、地区Vシャンパンファイトに「こんな経験をメジャー1年目からできて嬉しい」 — シャンパンファイトを楽しむ藤浪（右）＝AP Photo By ＡＰ

　藤浪晋太郎投手（29）が所属するオリオールズは28日（日本時間29日）、本拠地でレッドソックスと対戦。2－0で快勝し、2014年以来9年ぶり10度目となるア・リーグ東地区優勝を決めた。また、1980年以来43年ぶりとなるシーズン100勝を達成した。藤浪は登板がなかったが、優勝の瞬間はブルペン陣でチームメートと抱き合い喜びを爆発。ユニホーム姿でグラウンド上に飛び出し、歓喜の輪に加わった。試合後のシャンパンファイトにも参加。チームメートとシャンパンを掛け合い、瓶ごとラッパ飲みもして勝利の美酒に酔いしれた。試合後、シャンパンファイト中の藤浪の一問一答は以下の通り。

　――今季2度目のシャンパンファイト。
　「本当にオークランドからボルティモアにトレードされて来て、凄いラッキーだったなと思ってますし、こんな経験をメジャー1年目からできて凄く嬉しいです」

　――最大であと3回できるが、チームとしての目標は。
　「もちろんワールドシリーズに行って優勝できるようにしたいですし、それに1つでも貢献できるように頑張りたいなと思います」

　――途中加入でチームに溶け込んでいるが、オリオールズの印象は。
　「みんな自分が途中から来て入りやすいようにしてくれましたし、凄く雰囲気のいいチーム。強くて雰囲気のいいチームだと思います」。

　――前回は「初めてだから楽しい」と話していたが、短期間で2度目のシャンパンファイト。少し慣れたのでは。
　「なんか慣れた感じ、みんなありますけど、でも何回やっても楽しいのは楽しいです」

　――地区優勝は盛り上がりも違う。
　「そうですね、はい。みんな凄く喜んでいるかなと思います」

　――チームは地区優勝したいという気持ちが強かったか。
　「ポストシーズンもそうですけど、単純に地区優勝できたのが、はい、一番うれしいかなと」

　――残り3試合、その後プレーオフ。登板機会を次につなげたいか。
　「これからたぶん計算されての登板になると思うので、そこでしっかり、いいピッチングして、ポストシーズンに向けて頑張りたいなと思います」（ボルティモア　杉浦大介通信員）