原巨人CS進出消滅 球団史上初の屈辱…同一監督で2年連続Bクラス 投打チグハグ 阪神広島に借金21

2023年09月29日 22:01

野球

原巨人CS進出消滅 球団史上初の屈辱…同一監督で2年連続Bクラス 投打チグハグ 阪神広島に借金21
巨人・原監督 Photo By スポニチ
 4試合を残して、巨人のCS進出が消滅した。17年目の指揮を執る原監督にとっては、昨年の4位に続くBクラス。同一監督の2年連続Bクラスは球団史上初の屈辱となった。
 今季は3年ぶりのリーグ優勝を目指したチームだったが、投打がかみ合わないシーズンだった。チーム打率・253、163本塁打はリーグトップだが、得点圏打率・242はリーグ4位。零敗は昨年よりも4度多い、計15度。9月25、26日にはDeNAの投手相手に1点も奪えず、00年以来23年ぶりに2試合連続「0―1」で敗れた。原監督は「何かが足りないんでしょう。このチームには」と今季を象徴するような、勝負所での一本が出ない攻撃を嘆いた。

 投手陣で2桁勝利を挙げたのは戸郷だけ。昨年からの課題だったチーム与四球数はリーグワースト2位の396個。優勝した阪神より約100個多く、失点数では四球数に比例するように約100も差がついた。

 阪神には6勝18敗1分け、広島には8勝17敗と大きく負け越したことも響いた。原監督は「(阪神は)非常にそつのないと言うか、ミスの少ない(チーム)。競り負けたという印象が非常に強い」と振り返る。上位2チームに借金21を抱え、浮上のきっかけをつかめなかった。

 光明は3年目の秋広、ドラフト4位ルーキー・門脇の台頭。秋広はクリーンアップに座るなど、117試合で打率・273、10本塁打、41打点。門脇は開幕から一度も2軍に落ちることなく、122試合に出場。打率・259、3本塁打、21打点、11盗塁をマークしている。9月には坂本が三塁にコンバートとなり、遊撃で固定された。

おすすめテーマ

2023年09月29日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム