ソフトB・今宮 川瀬へ“挑戦状返し”「争いの中でしっかり勝つ」「やるか、やるか、しかない」

2023年12月13日 05:25

野球

ソフトB・今宮 川瀬へ“挑戦状返し”「争いの中でしっかり勝つ」「やるか、やるか、しかない」
ソフトバンク・今宮
 ソフトバンクの今宮健太内野手(32)が12日、ペイペイドームを訪れて報道陣に対応。26歳の川瀬から叩きつけられた“挑戦状”をそのままお返しした。
 「受けて立つ立場ではない。争いの中でしっかり勝つのみです」と今宮は“挑戦者”の立場を明確にした。

 今季は126試合に出場し、遊撃としては120試合でスタメンを張った。ただ、打率・255と昨年から数字を4分近く落とした。そこに今季、自己最多102試合に出て内野の全ポジションをこなせる万能野手・川瀬が、来季は遊撃一本の意思を表明。今宮は33歳になるシーズンに向けて「(数字が)抜き出れば川瀬を使うでしょうし、(首脳陣が)若い選手を使うのは当然。そこを感じさせないでやる」と負けるつもりはないと語る。

 自身は高卒2年目の11年に開幕1軍を果たした。当時は遊撃を川崎(現BC栃木)がレギュラーを張っていた。「燃える気持ちでやっていた」と述懐。川崎は12年にマリナーズに移籍。抜けた穴を今宮は不動のポジションにし、遊撃で3度のベストナイン、ゴールデングラブ賞にも5度輝いた。「初心に戻って来年やれたらなと思います」と意気込む。

 「やるか、やるか、しかない」と心境を語った背番号6。その言葉は最後まで力強かった。 (杉浦 友樹)

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