岡田阪神の24年OP戦初戦は3・29開幕戦と同じ阿部巨人 ドラ1下村、伝統の一戦デビューあるぞ

2023年12月13日 09:04

野球

岡田阪神の24年OP戦初戦は3・29開幕戦と同じ阿部巨人 ドラ1下村、伝統の一戦デビューあるぞ
阪神・岡田監督 Photo By スポニチ
 阪神は、24年のオープン戦初戦を巨人と戦うことが12日、関係者への取材で分かった。2月23日に那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で対戦する。主力は調整段階の時期で、若手にとっては格好のアピールの場。3月29日のシーズン開幕戦(東京ドーム)の前哨戦となる一戦で、ドラフト1位下村海翔投手(21=青学大)が登板する可能性がある。
 キャンプ地のメッカ・沖縄が伝統の一戦で沸くことになりそうだ。球団初の2連覇に挑む阪神・岡田監督が2月に、巨人の阿部新監督と激突する。24年シーズンの開幕戦でも相まみえる両者とあれば、ファンの注目が高まるのは当然だ。

 時期は、主力クラスが勇んで出場するには早く、若手や新戦力がしのぎを削るタイミングでもある。1軍キャンプが内定しているドラフト1位の下村が順調に練習を積めば、ここで伝統の一戦のデビューを果たす可能性がある。

 巨人と沖縄で火花を散らした前回12年2月19日の対戦では、1万6264人もの観衆が入った。昨年の沖縄でのオープン戦の観衆、ヤクルト戦6306人、日本ハム戦3006人と比較すれば、その人気は一目瞭然だ。多くのファンが詰めかけることが予想されるカードでドラ1の金の卵がベールを脱げば、さらに関心を集めそうだ。

 猛虎としては、今季このカードで球団史上最多となるシーズン18勝(6敗)を挙げて貯金を荒稼ぎしただけに、引き続き嫌な印象を植え付けたいところ。他にもメリットがある。1軍で初めて指揮を執る巨人・阿部新監督の手腕は未知数の段階。チームづくりの様子、ベンチの雰囲気、起用方法など、グラウンドで生きた情報収集ができる。新生巨人を相手に内容ある戦いをし、シーズンへの弾みをつけたいところだ。

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