巨人「高梨塾」開講 塾生の育成・吉村には宿題方式「自分で問題解決できるプロセスを歩んでいけるように」

2023年12月13日 18:49

野球

巨人「高梨塾」開講 塾生の育成・吉村には宿題方式「自分で問題解決できるプロセスを歩んでいけるように」
ジャイアンツ球場で自主トレを行った(左から時計回りに)高梨、畠、吉村 Photo By スポニチ
 巨人の高梨雄平投手(31)が13日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行い、畠、育成1年目の吉村とともに汗を流した。高梨組で行うのはこの日が初。弟子入りを志願された変則左腕の吉村には「高卒1年目終わりの横投げとしてはビビるくらいのクオリティー」と話した。
 プロでの心得を伝授する。19歳と1日を過ごし「トップダウンではなくて、自分で頭を使って課題を解決していくことにまだ慣れてない感じがする」。情報も多く、自由と責任も生じる世界で生き抜くために「この技術を教えましたっていうよりは、自分で問題を解決できるプロセスをうまく歩んでいけるように」と見据えた。

 まさに「塾」だ。「ずっと一緒にやり続けるのもよくない」と毎日ともに練習するのではなく、合同練習で出た課題を次の合同練習までに練習法を提案する“宿題方式”を導入。「頭の使い方を覚えていくことが結果として大事。正解じゃなくていいからWhyとHowをやり続けると(答え)が出てくる」と狙いを明かした。

 「高校の時から参考にしていた」という吉村は初日を終え「色々吸収できることが多いと思うので、投げ方とか色々聞いて教わっていきたい」と充実の表情。秋季キャンプに参加するなど期待の左腕は「しっかり勉強していきたい。一つ一つ(課題を)埋めていって、早く1軍で投げられるようになりたい」と意気込んだ。

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