【アレのアレをありがとう】エントリー・寺本社長 春季C施設の命名権取得「特別な一年」

2023年12月13日 05:15

野球

【アレのアレをありがとう】エントリー・寺本社長 春季C施設の命名権取得「特別な一年」
9月28日、「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」ネーミングライツ記者発表会に参加した寺本潤社長(提供写真) Photo By 提供写真
 1985年以来、38年ぶりの日本一に輝いた岡田阪神。スポニチでは「アレのアレをありがとう」と題して、猛虎にゆかりのある人物、団体などから届いた歓喜の声を随時紹介する。今回は人材派遣会社「株式会社エントリー」の寺本潤社長(52)。今年9月には春季キャンプ地、沖縄県宜野座村体育施設のネーミングライツ(命名権)を取得。同社にとっては「アレのアレ」達成も重なり記念すべき一年となった。
 今年は“アレ”とともに歩んだ。快進撃の舞台裏で注目を集めていた企業の一つが人材派遣会社の「株式会社エントリー」。球団のレギュラーパートナーでもある同社にとってはチームとの関わりが濃密な一年となった。

 「本当に特別な一年になりましたね。阪神ファンの私にとっては忘れられない一年となりました。本当にありがたいことです」
 そう寺本社長は感慨深げに語った。本社は東京ながら大阪出身の52歳。球団初の日本一に輝いた1985年当時は中学2年生だった。日本シリーズで強敵の西武を倒した虎戦士の勇姿に衝撃を受けた。その時から阪神ファン一筋。学生時代はサッカー部ながら今では「サッカーより面白い」と野球に魅了された。現在は甲子園球場、東京ドーム、横浜スタジアム、ベルーナドームなどに「バイトするならエントリー」の大きな看板広告が掲げられている。今年7月12日の阪神―DeNA戦(甲子園)は同社協賛「バイトするならエントリーナイター」として開催され、試合前には始球式も務めた。

 「もちろん、あの試合は覚えていますよ。バウアーを攻略してサヨナラ勝利。凄い勢いを感じました。“これは優勝する!”と思いましたね」

 実は“アレ”への予感を感じていたのだった。その見立て通りに夏から秋にかけて一気に上昇気流に乗ったチームと歩調を合わせるように同社は9月にビッグニュースを発表。阪神の春季キャンプ地である沖縄県宜野座村体育施設のネーミングライツを取得したのだ。9月28日には宜野座村野球場で会見を開き、新たに命名された「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」がお披露目された。

 「実は(募集は)1年間悩みました。でも今年の4月末ぐらいでした。今年は(優勝も)“ある”と直感し、思い切って入札しました。まさに運が良かったです。この、ご縁を大切に、今後も何らかの形でサポートできればと思いますね」

 今後もチームのサポートを約束した。2024年は球団初の連覇に挑む。来年2月1日には“生まれ変わった”球場で日本一戦士たちが駆け回る。 (山本 浩之)

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