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巨人・門脇 セリーグ3位の後半戦打率.3202 球団13年ぶり新人300打席&守備も非凡

2023年12月18日 05:30

野球

巨人・門脇 セリーグ3位の後半戦打率.3202 球団13年ぶり新人300打席&守備も非凡
巨人の門脇 Photo By スポニチ
 【データで振り返る23年12球団記録レビュー】巨人・原監督の辛抱強い起用に応えた。新人の門脇(巨)は、前半戦こそプロの壁にぶつかり打率・188と低迷。しかし、シーズンが進むにつれ攻守ともに成長した。後半戦はチーム60試合全てに出場し打率・3202。後半戦でシーズン規定打席と同じ打席数以上(試合数×3・1)の打率ランクでは佐藤輝(神=・321)、小園(広=・3203)に次ぐリーグ3位と健闘した。今季の門脇は348打席で規定打席に95打席不足。それでも2リーグ制後、巨人の新人で300打席以上は10年長野以来13年ぶり14人目となった。その中で前半戦の打率1割台から後半戦で3割台に上げたのは門脇しかいない。
 守備でも非凡さを見せた。今季は二塁12試合、三塁48試合、遊撃65試合に出場。位置別最多の遊撃での失策は途中出場の2度のみ。先発した45試合では205連続守備機会無失策だった。ただし、守備成績も規定試合(95試合以上)に届かず。今季セで規定試合以上の遊撃手は3人いて、最少失策は長岡(ヤ)、龍空(中)の各8度。門脇のレベルの高さが分かる。巨人の遊撃手でシーズン全イニング出場は1リーグ時代の白石敏男(3度)と10年坂本だけ。来季の門脇が球団3人目に挑む。(記録課・宮入 徹)

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