阪神・木浪、来季テーマは波のない打撃! “恐怖の8番”がハワイで語った反省点は「打撃のムラ」

2023年12月18日 05:15

野球

阪神・木浪、来季テーマは波のない打撃! “恐怖の8番”がハワイで語った反省点は「打撃のムラ」
笑顔でアロハポーズをする木浪(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神・木浪が、波の少ない打撃を来季のテーマに掲げた。
 「確実性はもっともっと上がると思う。今年は波がそこまで激しくなかったけど、打てる時期と打てない時期がはっきりした部分がちょっとあったので。近本にしても、フルイニングで出た中野にしても、調子が悪くても打っているイメージがある。自分もそこまでいけるように、自主トレではいろんなことをして、引き出しをもっと増やしたい」

 湿気が少ないハワイの心地よい風を浴びながら、「恐怖の8番」として日本一に貢献したシーズンの反省点を挙げた。打率は・267。初めて規定打席数に到達したプロ5年目は、月別で見ると打率にムラがあったと自覚する。3・4月、5月、8月に3割を打った一方で、7月と9月は1割台に低迷した。

 「疲れがないと言ったらウソになるけど、技術的な問題だと思う。そこを突き詰めていけたら」

 23年に取り組んだ日々の映像チェックを継続、発展させることで、「確実性」を上げる計画。「試合でも練習でもビデオを撮ってもらっているので、そういうのを見ながら今年はやっていたんですけど、来年はただ見て、ここが良かった、悪かったで終わるのではなく、もっと上をいけるようにしていきたい」。具体的な数字を口にするのを避けつつ、胸には「出塁率4割、打率3割」の目標を秘めている。

 ハワイでは家族サービスに専念している。体を動かすのは早朝のランニング程度。子供との水遊びを満喫している。「1週間も練習をしないのは年末くらいなので、逆にうずうずしていますね」。波の少ない打撃をいかにして完成させるか――。波に揺られながら、思いを巡らせている。  (倉世古 洋平)

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