中日・立浪監督、得点力アップ手応え!「チーム内でいい競争ができる」新加入・中田に“打線の核”期待

2024年01月01日 05:45

野球

中日・立浪監督、得点力アップ手応え!「チーム内でいい競争ができる」新加入・中田に“打線の核”期待
名古屋の街を背に、今季に意気込む中日・立浪監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 3年契約の最終年を迎えた中日・立浪和義監督(54)が、“逆襲の辰年”を誓った。
 「ようやく戦力も整ってきて、今年は采配も含め自分が機能させないといけない年。もちろん優勝を目指して、チーム一丸となって戦っていけるように」

 得点力不足にあえいだ過去2年とは違う姿を見せる。打線の核として期待するのが新加入の中田だ。「中心になってもらいながら、若い選手にも刺激を。中軸を打ってほしいが前後の兼ね合いもある。打順は春季キャンプやオープン戦で見極める」。リードオフマン役の岡林や昨季チーム最多24本塁打を放った細川、将来の4番候補・石川昂らと連動させるための最善策を練る構えだ。

 競争を促して戦力の底上げも図る。岡林、細川、大島に鵜飼やブライト、新加入の上林を交えた外野陣に、龍空や村松、カリステらに加えドラフト2位・津田(三菱重工East)、同3位・辻本(仙台大)も参戦する二遊間など、投打全ポジションで熾烈(しれつ)なバトルが始まる。

 「やってもらわないといけない選手も油断せずに。投手陣も先発候補もたくさんいるし、中継ぎも。チーム内でいい競争ができる」
 年男ならぬ“年球団”の指揮官が、2年連続最下位からの巻き返しへ本気だ。(湯澤 涼)

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