ドジャース・由伸 大谷とドリーム・タッグ!憧れられる二枚看板に!!

2024年01月01日 02:30

野球

ドジャース・由伸 大谷とドリーム・タッグ!憧れられる二枚看板に!!
ドジャースの大谷翔平(左)と山本由伸 Photo By スポニチ
 ジャパニーズドリームと呼ぶにふさわしい最強タッグがロサンゼルスに誕生した。オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指した山本は、大谷の後を追うようにドジャースへ入団。全30球団の半数近いチームが獲得に名乗りを上げた争奪戦は、投手史上最長かつ最高総額となる12年3億2500万ドル(決定時約462億円)で決着した。
 日本で3年連続投手4冠(最多勝、最優秀防御率、勝率第1位、最多奪三振)&沢村賞と空前絶後の成績を残し、海を渡った。何よりも評価を高めたのは25歳という若さだ。大リーグではFAになるエース級投手は30歳前後が通例。ジャイアンツ、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、フィリーズと6球団に絞られた最終決戦で、交渉のキーマンとなったのは大谷だった。異例の年俸後払い方式を採用し、補強予算に余裕を持たせ、ド軍へ獲得を進言。昨年12月12日にはドジャースタジアムで面談が行われ、大谷はそこへ同席もしていた。

 昨年3月のWBCで侍ジャパンの世界一奪還に大きく貢献した2人。山本は27日の入団会見で「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければいけない。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張る」とWBC決勝直前に大谷が呼び掛けた「憧れるのをやめましょう」をあえて選んで口にし、共闘の決意を込めた。背番号17の大谷と18の山本。大谷は手術の影響で今季は打者一本に専念するが、投手復帰する25年はメジャー屈指の先発1、2番手となる。過去、日本投手が同一チームで最も勝利したのが、02年ドジャースの野茂英雄16勝、石井一久14勝による計30勝。この最強タッグならば、いずれその数字も塗り替えてくれる。そんな期待が今からあふれ出てくる。

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