ロッテ育成5位・富山紘之進が驚異の“球団新”マーク「アピールできて良かった」

2024年01月18日 17:47

野球

ロッテ育成5位・富山紘之進が驚異の“球団新”マーク「アピールできて良かった」
新人合同自主トレで実施されたYo-Yoテストで“球団新”をマークしたロッテの育成ドラフト5位・富山紘之進(右) Photo By スポニチ
 ロッテの育成ドラフト5位ルーキー富山紘之進(18=福島・会津北嶺)が驚きの“球団歴代最高記録”を叩き出した。さいたま市のロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレで実施された持久力を計測する「Yo-Yotest(ヨーヨーテスト」で3160メートルをマーク。これまで球団最高だった20年の高部の2400メートルを大幅に更新した。
 「Yo-Yotest」とはシグナル音に合わせて20メートルの往復走を繰り返す、シャトルラン形式の持久力測定テストで、シグナル音の間隔が短くなっていき、音に遅れることなくゴールできた回数で評価される。富山は実に79往復で3160メートル。楠貴彦コンディショニングディレクターも「サッカー日本代表クラスの数値」と驚きを隠さなかった。

 昨秋のドラフトでは球団最下位の育成5位での入団ながら、先日の1500メートル走では5分23秒で新人10中トップと持久力は実証済み。富山は「とりあえず自分の限界まで走ってみようかなって思ってました。体力には自信あったので、アピールできて良かったです」と笑顔を見せた。

 小学校低学年までは決して足が速い方ではなかったが、「遅いのは嫌だった」と、父にタイムを計ってもらいながら自宅周辺で練習。小学3年ぐらいから「結構速くなって長距離走が得意になった」という。また、福島・会津北嶺高では冬場に深い雪道を走ることで、スタミナだけでなく精神面も鍛えた。

 強肩も持ち味の一つ。富山は「自分のアピールできるものは全部アピールしていきたい。いっぱいアピールして早く支配下を勝ち取るように頑張ります」と2月1日のキャンプインを見据えた。

おすすめテーマ

2024年01月18日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム