DeNA・牧秀悟が歩むMr.ダブルの道 セ初の50二塁打へ大好物コーラ断ち挑む

2024年01月20日 05:30

野球

DeNA・牧秀悟が歩むMr.ダブルの道 セ初の50二塁打へ大好物コーラ断ち挑む
自主トレで毎年恒例の人体模型を前に木刀を振るDeNA・牧 Photo By スポニチ
 DeNA・牧秀悟内野手(25)が19日、鹿児島県鹿屋市内での自主トレを公開。セ・リーグでは史上初となるシーズン50二塁打に意欲を示した。
 「50?いいですね。狙っていきたい。やはり右方向に(打球が)出る時は凄くいい。そこを意識して取り組みます」

 雨天のため室内練習場で実施した打撃練習。言葉通り、右方向への打球を徹底した。入団以降3年連続で20本塁打以上をマークしてきたが、最もこだわりを見せるのが二塁打。1年目から35、36、39と着実に数字を伸ばしてきたが、一気に大台到達を狙う。

 目標達成のため、自らに課したノルマの一つが、「コーラ断ち」だった。甘い飲み物が大好物。だが、その影響で、公称95キロの体重は100キロを超えている。9日に開始した今回の自主トレでは、先輩である大和の目もあり管理を徹底。「飲料は水、お茶、炭酸水だけ。食事制限も夕食の米は150グラム。スリムに見えますよね?」と笑みを浮かべた。

 新主将に就任し、26年ぶりのリーグ優勝と日本一へ覚悟を決める背番号「2」。昨年は打点王と最多安打の2冠に輝いたが、慢心の2文字はない。「打撃も守備も今年以上の成績を残さないといけない。さらにパワーアップしたい」。“甘い誘惑”を断ち切り、歓喜の瞬間へまい進する。(大木 穂高)

 ≪「人骨」座学も≫人体骨格模型を前にして、人骨の形成などを知る座学も行われた。「骨がどう動くのか実際には分からない。説明してもらうことで、トレーニングに生かしています」。鍛える部分、使用する部分が明確になることから、毎年恒例となっている。その後は木刀を手にして体幹トレを敢行。キックボクシングなどのメニューにも励んだ。

 ≪二塁打のシーズン最多記録は谷の52本≫二塁打のシーズン最多記録は01年に谷佳知(オ)がマークした52本。50本以上は03年福浦和也(ロ)50本を含め2人しかいない。セ最多は17年マギー(巨)の48本。DeNA最多は大洋時代の50年大沢清、78年松原誠が記録した45本となっている。

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