虎党沸かせた!!佐藤輝“アレ・ネット弾″ 守備も積極的「赤星塾」に参加

2024年02月04日 05:15

野球

虎党沸かせた!!佐藤輝“アレ・ネット弾″ 守備も積極的「赤星塾」に参加
フリー打撃で快音を響かせる阪神・佐藤輝(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 佐藤輝が“アレ・ネット弾″で宜野座を沸かせた。フリー打撃で65スイングして7本の柵越え。うち3本を右翼後方の防球ネットまで突き刺した。
 キャンプ初の土曜日とあって観衆7000人が詰めかけ、外野芝生席が3日目にして初めて開放。昨季の18年ぶりリーグ優勝と38年ぶり日本一で今春キャンプの来場者増加を想定した宜野座村が右翼ポールからスコアボードまで新設したネットがさっそく機能した。

 佐藤輝は「なんでもアレをつければいいと思っているでしょ」と苦笑いしつつ、柵越えしたボールをファンが右翼芝生席からグラウンドへ投げ返した光景を「いっぱい来ていましたね」と喜んだ。

 順調な調整を印象づける打撃に加え、特守は3日間で2度目を数えた。馬場内野守備走塁コーチによる約1時間のマンツーマン指導。サブグラウンドでは開始20球目でスコールに見舞われ、退避した室内練習場で再開して計127球のノックを受けた。さらにステップを確認しながらのスローイングを81球。「いいボールを投げられるように。上体だけじゃなく、体全体で投げることを意識した。実戦になったら、もっともっと課題も見えてくると思う」とうなずいた。

 昨春に続いて「赤星塾」にも参加。「スタートのタイミングなど言葉で教えてもらえれば、また自信になる。気になったこともあったので、ちょっとだけ話した」と積極的に取り組んだ。打撃も守備も走塁も4年目の伸びしろはまだまだある。
(松本 航亮)

 《4年ぶりの観衆7000人》宜野座キャンプの観衆7000人は23年、韓国・サムスンとの練習試合があった2月19日の7000人以来。試合のない日では、20年2月10日(月曜日)の7500人以来4年ぶり。前日9日(日曜日)の日本ハム練習試合(宜野座)と、翌日11日(祝日)の同カード(名護)に挟まれた“中日”だった。第1クールに限れば、17年2月5日(日曜日)の8500人以来7年ぶり。

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