ドジャース・ベッツ 4戦連発弾に本拠大熱狂 開幕5試合打率.611、出塁率7割、OPSは2.109

2024年03月31日 13:14

野球

ドジャース・ベッツ 4戦連発弾に本拠大熱狂 開幕5試合打率.611、出塁率7割、OPSは2.109
ドジャース・ベッツ(AP) Photo By AP
 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が30日(日本時間31日)、本拠でのカージナルス戦に「1番・遊撃」で先発出場。第5打席で4試合連続となる一発を放った。チームは2点を追う9回にベッツ一発などで追いつく脅威の粘り。しかし、1点を勝ち越されたタイブレークの延長10回2死満塁で大谷翔平投手(29)が遊飛に倒れて最後の打者となり、連勝は2で止まった。
 2点を追う9回1死走者なし。ベッツがカージナルスの守護神ライアン・ヘルズベリーの直球を捉えると、打球は左中間最前列で弾んだ。開幕5戦4発とするこの一発で球場の雰囲気は最高潮となった。大谷は空振り三振に倒れて2死となったが、フリーマン、スミスが連打でつないで同点機を演出。そして5番のマックス・マンシーが中前へ起死回生の同点打を放ち、同点に追いついた。なおも2死二、三塁とサヨナラのチャンスだったが、テオスカー・ヘルナンデスは見逃し三振に倒れた。

 無死二塁から始まるタイブレークとなった延長10回はカージナルスが1点を勝ち越した。その裏のドジャースの攻撃は下位打線からつないで、2死満塁で大谷に打席を回した。しかし、メキシコ代表右腕ガエゴスとの対戦で、大谷は遊飛に打ち取られて試合が終了した。

 開幕前に守備位置が二塁から遊撃にコンバートされたベッツは、開幕から過去4試合全て1番打者として先発出場。ここまで14打数8安打の打率.571で、3本塁打、9打点と攻撃の核としての活躍を見せていた。

 この日も3安打を放ち、4安打を放った21日のパドレス戦以来今季2度目の3安打をマーク。これで今季は5試合で18打数11安打の打率.611、4本塁打10打点、9得点とリードオフマンとして抜群の働きを見せている。また、出塁率は.720、OPS(長打率+出塁率)は2.109と驚異の数字を残している。

 ドジャースは2018年MVPの1番・ベッツと、2021、2023年MVPの2番・大谷翔平、2020年MVPの3番フレディ・フリーマンの3人でMVPトリオとして注目されてきた。その中でも開幕から好スタートを切り、打率.273の大谷、打率.333のフリーマンのMVPトリオの中で群を抜く活躍を見せている。

 ベッツはMVPトリオが揃うことについて「みんなが集まって、一緒に楽しんで練習してきた。打撃練習の前後には一緒に時間を過ごした。いい時間を過ごせてきたと思う。そんなに長くはなくとも、充実した時間だ。それが間違いなくフィールドで示されるだろう」と話していた。

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