【センバツ】NHK解説の川原崎哲也氏退任 決勝ラスト解説終えて発表 ファン騒然「寂しい」惜しむ声続々

2024年03月31日 15:35

野球

【センバツ】NHK解説の川原崎哲也氏退任 決勝ラスト解説終えて発表 ファン騒然「寂しい」惜しむ声続々
<高崎健康福祉大高崎・報徳学園>解説引退を発表したNHK解説の川原崎哲也氏(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第11日 決勝   高崎健康福祉大高崎3―2報徳学園 ( 2024年3月31日    甲子園 )】 決勝が行われ、春夏通じて初の優勝を目指す高崎健康福祉大高崎(群馬)と22年ぶり3度目の優勝を目指す前年準優勝の報徳学園(兵庫)を3-2で下し、初優勝を飾った。群馬県勢としては69年ぶり3度目の決勝進出で、初の制覇を果たした。
 NHKの中継で決勝戦を解説した川原崎哲也氏がこの放送を持って、退任することが放送で発表された。

 中継の最後に「19年間、ありがとうございました。甲子園の高校野球に携われたことが誇りですし、甲子園は球児たちの力を最大限発揮させてくれる舞台だなということを改めて感じました」と挨拶。

 「グラウンドで躍動する選手、スタンドからの応援、私自身が感動をいっぱいもらいました。今、坂梨さんからもお話があったように開会式で青森山田の橋場主将が100年前も今も甲子園は憧れの舞台であるということを言っていて、とても印象に残りました。私もそう思いますし、今各地で活躍している野球少年・少女たちが目指す舞台はこの甲子園であり続けてほしいと感じました」と述べた。

 「一人でも多くの少年・少女たちがこの舞台に立ってほしい。今まで、そんな感動した野球の試合を解説者として、十分にお伝えできたかわかりませんけれど、私自身はこれからも一人の高校野球ファンとして球児をサポート、応援していきたいと思います。これまで支えていただいた全国の視聴者の皆さん、NHKのアナウンサー、スタッフの皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」と結んだ。

 実況を担当した坂梨哲士アナウンサーは「こちらこそ、本当にありがとうございました。いつも球児目線の温かい解説をいただきました。勝負のポイントもずばりと指摘していただきながら、我々も本当にお世話になりました」と感謝の言葉を述べた。

 川原崎氏は嵯峨野(京都)から関西学院大で投手、外野手としてプレー。社会人野球・三菱自動車京都の監督も務めた。

 ネット上ではファンから「とても寂しいです。川原崎さんの最後の解説が聞けて良かったです」「川原崎さん卒業…?え?やだマジ…?」「分かりやすい解説好きだったから残念だなぁ。お疲れ様でした」「高校野球愛に溢れてて気持ちよかった」「今日で最後だったんだ…川原崎さんの解説けっこう好きだったなぁ」などと惜しむ声が続々と上がった。

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