ドジャース・大谷 本塁打で26球団22球場“制覇” 今季中に30球場コンプリートも

2024年04月25日 01:30

野球

ドジャース・大谷 本塁打で26球団22球場“制覇” 今季中に30球場コンプリートも
<ナショナルズ・ドジャース>7回、三塁に進んだ大谷。9回にナショナルズ・パークでの初本塁打を放った(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース4-1ナショナルズ ( 2024年4月23日    ワシントン )】 ドジャース・大谷が今季、新たな金字塔を打ち立てる可能性が出てきた。現在のメジャー30球場完全制覇――。この日のナショナルズ・パークでの一発が通算24球場目でのアーチで、現在の本拠地では22球場目となった。残りは8球場だが、今季の残りシーズンでその全ての球場で試合予定が組まれている。
 今月29日(日本時間30日)からダイヤモンドバックスの本拠地チェース・フィールドで3連戦。5月13日(同14日)からはジャイアンツ3連戦を敵地サンフランシスコで戦い、同24日(同25日)からはレッズ、メッツと敵地で6連戦が待っている。大谷は今季からド軍に移籍。昨季までは少なかったナ・リーグ球団との対戦機会が一気に増え、快挙への道筋がつくられた。

 6月4~6日(同5~7日)には現在の30球場で大谷が唯一、プレーしたことのないPNCパークでパイレーツ3連戦。最後は9月17日(同18日)からのマーリンズ3連戦で、昨年3月のWBCで優勝を決めた決勝の舞台ローンデポ・パークで30球団制覇を決めれば、これほどドラマチックなことはない。

 球場と同時に、大谷には「30球団制覇」にも期待がかかる。この日のナショナルズで本塁打を打ったのは26球団目。残りはマーリンズ、フィリーズ、カージナルス、そして昨季まで所属したエンゼルスで、そのエ軍とは6、9月に2試合ずつが予定されている。打つ順番次第では、9月3日(同4日)からの敵地エンゼルスタジアムでの2連戦が30球団制覇の舞台になる可能性もある。30球場、そして30球団を同時に制覇。やはり大谷には、夢がある。

 ≪松井の21球場上回り最多≫大谷がナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで初アーチ。これで本塁打を打ったのは24球場目、現在の本拠地では22球場目となった。日本選手では松井秀喜(ヤンキースなど)の21球場、イチロー(マリナーズなど)の18球場を上回って最多。メジャー歴代最多は新球場の建設ラッシュ時にもプレーしていたソーサ(カブスなど)の45球場。

 ▽ワシントンと日本選手 野手ではイチローが最多の26試合プレー。マーリンズ時代の17年8月9日には、当時メジャー歴代8位の高齢となる43歳291日での3安打をマークした。次いで福留孝介が11試合、青木宣親が8試合などと続くが、本塁打を放ったのは大谷が初めて。また、投手では五十嵐亮太の9試合登板が最多。勝利投手は五十嵐、ダルビッシュ、平野佳寿が2勝、高橋尚成、黒田博樹が1勝ずつを挙げている。

 

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