巨人・菅野「僕の祈りが通じた」と逆転3ランに大感謝 坂本笑顔「たまには頑張って打ちます」

2024年04月25日 21:22

野球

巨人・菅野「僕の祈りが通じた」と逆転3ランに大感謝 坂本笑顔「たまには頑張って打ちます」
<巨・中>勝利を喜ぶ菅野(左)と坂本 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2024年4月25日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(34)が25日の中日戦(東京D)で今季4度目の先発登板。6回6安打2失点で降板した直後に坂本勇人内野手(35)の逆転3ランが飛び出し、セ・リーグトップタイとなる無傷の今季3勝目を手にした。
 0―0のまま迎えた5回、1死二塁から岡林に右翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれて先制され、6回には先頭・細川に今季初被弾となる4号ソロ。その裏に無死二塁で打席が回ると、代打・大城卓を送られ降板となった。

 このまま試合終了となれば今季初黒星になるところだったが、降板直後の6回に坂本が劇的な逆転3ラン。その後は西舘、バルドナード、大勢が無失点リレーで菅野に白星を届けた。巨人打線はわずか2安打で3点を挙げての勝利だった。

 試合後、坂本と並んでお立ち台に上がった菅野は「もっとしっかりしたピッチングをしたかったんですけど」と反省の言葉が最初に口を突いて出たが「きょうは勇人さんに助けてもらったので、また、次、頑張ります」とキッパリ。

 ベンチから坂本の打席を見ていた時の心境を聞かれると「本当に祈る思いでしたし、きっと打ってくれるんじゃないかなって思ってたので。僕の祈りが通じたと思います」と感謝。インタビュアーから坂本へのメッセージを求められると、「かけたい言葉?」と照れながらも「ありがとうございま~す!」と声を張り上げ、坂本を笑わせた。

 「いつも全然打たないんで。たまには頑張って打ちます」と笑顔で受けた坂本。スタンドは、投打のベテラン二人が見せた微笑ましい姿に笑いで包まれた。

 これで2位に浮上した巨人。9連戦最初のカードを勝ち越しで終え「まだまだ序盤ですけど、こうやっていい位置にいるってことはいいことなので。ピッチャーの先頭に立ってまだまだ頑張りますので、ファンの皆さんも応援してください」(菅野)「チームも苦しみながらですけど、阿部監督のもと本当にいい雰囲気でやれているので。あと6試合まだありますけど。なんとか…。えー…6勝できるように頑張ります!」(坂本)と息もピッタリだった。

 

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