橿原学院143キロ右腕・沢辺が完封4強「夏までに150キロを」スカウト熱視線でジワリ注目

2024年05月04日 17:49

野球

橿原学院143キロ右腕・沢辺が完封4強「夏までに150キロを」スカウト熱視線でジワリ注目
<橿原学院・高田>完封勝利を喜ぶ橿原学院・沢辺(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【高校野球奈良春季大会準々決勝   橿原学院2―0高田 ( 2024年5月4日    佐藤薬品スタジアム )】 橿原学院が高田を2―0で下し、4強入りを決めた。
 スリークオーターから最速143キロを投じる沢辺孝良(たから=3年)が3安打、7奪三振完封勝利で準決勝進出に貢献した。

 「四球を少なくできたことが良かったと思います。序盤は感覚が良くなかったけど、尻上がりに投げることができました。体が開き気味だったところを修正し、気持ちを強く持って投げられました」

 与四球は8回2死無走者から与えた一つのみ。直球を中心にカットボールやチェンジアップを織り交ぜながら、相手を押し込んだ。

 複数球団のNPBスカウトが練習を訪問。今回の準々決勝でも複数球団が視察しており、今後の結果次第で注目度が上がる可能性もある。

 「高卒でのプロ入りが目標です。ただ、このままでは厳しいと思う。夏までに150キロを投げられるようにしたいです」とさらなるアピールへ意気込んだ。

 ◇沢辺 孝良(さわべ・たから)2007年(平19)4月1日生まれ、奈良県川西町出身の17歳。小2から川西フェニックスで野球を始めて投手などを務める。中学は五條シニアに所属。橿原学院では1年秋から背番号20でベンチ入りし、2年夏から背番号1。1メートル77、82キロ。右投げ右打ち。

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