松本幸四郎 背番「546」で人生初の始球式「夢の世界…一生の自慢に」 鋭い回転の速球に東京Dどよめき

2024年05月04日 17:58

野球

松本幸四郎 背番「546」で人生初の始球式「夢の世界…一生の自慢に」 鋭い回転の速球に東京Dどよめき
<巨・神>セレモニアルピッチを務める松本幸四郎(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月4日    東京D )】 歌舞伎俳優の十代目・松本幸四郎(51)が4日、東京ドームで行われる巨人―阪神の試合前に始球式に登場した。
 劇場版「鬼平犯科帳 血闘」スペシャルナイターと銘打った一戦。幸四郎の名にちなみ「546」の背番号を背負った松本がセレモニアルピッチを務めた。

 捕手の小林が構えたミットを真剣に見つめた松本は、美しい投球フォームから鋭い回転の速球を投げ込んだ。東京Dに駆け付けた大観衆から「お~っ!」とどよめきが起きたが、ボールは惜しくもミット手前でワンバウンド。苦笑いを浮かべながらスタンドの声援に両腕を上げて応えた。その後は小林からボールを受け取りニッコリ。緊張の“血闘”を終え、ホッとした表情を見せた。

 大役を終えた松本は「フワフワしてました。この熱気と興奮。夢の世界でした。一生の自慢になる」と興奮気味に語った。今回の始球式に向けては「今、京都で鬼平の撮影している。今月入ったくらいから、鬼平の格好でカツラ被ったままキャッチボールして練習してました」と明かし、「生まれる前、祖父の代から巨人ファンです」と笑顔で夢の時間を振り返った、

 松本は始球式登板決定時に「90年間の歴史に新風を起こす今年の巨人と同じく、祖父、叔父が務めた『鬼平犯科帳』に新風を吹き起こす心意気で始球式を務めます」とコメントを発表していた。

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