天理大が勝利 ダメ押し2ランの石飛「しっかり振れた」

2024年05月04日 13:31

野球

天理大が勝利 ダメ押し2ランの石飛「しっかり振れた」
5回に同点打を放った天野(左)と9回に2試合連続本塁打を放った石飛の天理大4年生コンビ Photo By スポニチ
 【阪神大学野球春季リーグ第4節2回戦   天理大9―4大阪産業大 ( 2024年5月4日    ほっともっとフィールド神戸 )】 天理大が前日敗戦の借りを返し勝利ポイントを21に伸ばした。4回に3点を先制されたが、直後の5回に反撃。2番DH・藤田大吾(3年=立正大淞南)の右前適時打で1点を返したあとの1死二、三塁で3番・天野航也(4年=報徳学園)が左翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち、追いついた。さらに連続四球、野選、犠飛で3点を追加した。
 天野は「きのう最終回のチャンスで打てなかったので、今回は仕留めてやるの気持ちで打席に入りました。一瞬、ホームランかなとも思ったのですが、その後に点が入ったので結果的によかったです」と、胸を張った。

 7―4で迎えた9回には4番・石飛智洋(4年=出雲西)が右翼席に2試合連続の2ランを放ち、ダメを押した。「しっかり振れたと思います。前で天野が打ったから(二塁打)僕も続くつもりで。天野のおかげです」。寮で同部屋というクリーンアップ・コンビの活躍で優勝に王手をかけた。

 3試合目の結果で優勝決定の行方が決まるため、1試合終了時点では確定していない。

 三幣寛志監督は「初回1死二、三塁で点が入らなかったのでどうかなと思っていたが、先制された直後によく打った。天野がいいところで打ってくれたし、石飛はこのところずっと状態がいい」と、逆転勝利に表情もほころんでいた。

 この日の3試合目で大阪体育大が引き分けもしくは敗戦で天理大の7季連続26回目の優勝が決まるが、持ち越しとなっても最終節の2試合を連敗さえしなければV決定という絶対有利な状況だ。

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