ソフトバンク・関川浩一野手コーディネーター 「選手をよくする」ための“つなぎ役”

2024年06月25日 05:25

野球

ソフトバンク・関川浩一野手コーディネーター 「選手をよくする」ための“つなぎ役”
野手を担当する関川コーディネーター(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 使命感に燃えている。ソフトバンクの関川浩一野手コーディネーター(55)は今年で現職2年目。「みんなで選手をよくする。そこのつなぎというか。(さまざまな部門と)連携を取りながら、一方通行にならないように」と献身的に動いている。
 現役時代はシュアな打撃を武器に阪神、中日、楽天で通算1129安打を放った。「この年になって思うのは、17年間よくできたなと思う」と穏やかな表情を浮かべる。ゲームの「ファミスタ」、水島新司の人気野球マンガ「ドカベン」のプロ野球編にも登場。「うれしかった。達成感もちょっとありましたね」と笑みを浮かべた。

 ソフトバンクは12球団で唯一、4軍制を敷いている。組織が大きくなると、さまざまな意見が出てくる。自分で処理できる選手もいるが、若手にはできない選手もいる。経験豊富な55歳は「どの軍に行っても一貫性を持って選手が向かっていく方向を合わせるのも役割かなと思う」と腕まくりした。

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