若さを武器に 楽天先発・内が痛恨の1球 初回に初球を岡に痛打され「切り替えればよかったけど…」

2024年06月25日 22:16

野球

若さを武器に 楽天先発・内が痛恨の1球 初回に初球を岡に痛打され「切り替えればよかったけど…」
<ロ・楽10>楽天先発の内(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天2―10ロッテ ( 2024年6月25日    ZOZOマリン )】 楽天先発・内にとっては痛恨の1球となった。
 初回、先頭・岡に自信を持って投じた初球の直球を完璧に捉えられ、左中間二塁打を打たれた。

 「狙い打ちされた。切り替えればよかったけど、ズルズル引きずってしまって…。個人競技じゃない。チームに申し訳ない」
 ここから走者をためて2失点。3回も先頭の岡の安打に続いて角中に2ランを浴びた。

 岡はこの日で6試合連続マルチ安打と絶好調。そんな1番打者に対する初回の初球。投手にとって大切な1球を痛打されたことが響いた。

 22歳の成長株。試合前には「まだまだケツの青い投手なので」と話していた今江監督は「(岡に)カウンターを食らった感じ。調子自体は悪くなかったと思う。出鼻をくじかれた。内はまだまだこれからの選手。これをしっかり生かしてほしい」と振り返った。

 6回9安打5失点で今季5敗目。それでも4回以降は1安打無失点に抑えた。低めばかりではなく高めのボールも交え、高低を意識することで「真っすぐが指にかかった感触があった」と収穫も得た。

 若さはイコール、甘さにつながることもある。ただ、一方で若さは武器でもある。次の試合。内にとってはもちろん初回、そして初球が大切になる。

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