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【関西学生】「東2世」立命大・有馬が初勝利 登板19試合目、チーム低迷で苦しんだ2年生エースに記念星

2024年09月14日 18:39

野球

【関西学生】「東2世」立命大・有馬が初勝利 登板19試合目、チーム低迷で苦しんだ2年生エースに記念星
<立命大・関大>好投し、リーグ戦初勝利を挙げた立命大・有馬(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【大学野球関西学生秋季リーグ第2節1回戦   立命大6―0関大 ( 2024年9月14日    皇子山 )】 立命大が関大を6―0で下し、先勝した。
 2年生エースの有馬伽久(がく=2年)が7回4安打無失点でリーグ戦初勝利を挙げた。

 2―0の2回1死一、二塁から2者連続で左飛に仕留めるなど我慢強く、7奪三振で要所を締めた。

 「個人の連敗が続いていた。やるしかないと思って投げました」

 同大学は春季リーグ10戦全敗。エース格として期待されていた最速152キロ右腕の長屋竣大(4年)が右肘痛で離脱し、2年生ながら主戦投手を任された有馬も登板5戦4敗と苦しんだ。

 愛工大名電―立命大と経歴が重なることから「DeNA・東2世」と評される最速148キロ左腕。リーグ戦通算19試合目で記念星をつかみ、「春からチームは変わった。投手と野手が一体となって戦えていると思います。秋のオープン戦で結果が出なかったけど、1戦目を任せてもらえた。1回戦を勝たないと優勝できない」と春最下位からの逆襲を誓った。

 ◇有馬 伽久(ありま・がく)2004年(平16)7月29日生まれ、奈良県田原本町出身の20歳。小1から平野パイレーツで野球を始め、中学は田原本町中の軟式野球部に所属。愛工大名電では1年夏に背番号19でベンチ入りし、2年秋から背番号1。甲子園には2年夏、3年夏と2度出場。50メートル走6秒3。左投げ左打ち。 

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