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ベッツ エース右腕グラスノーの今季絶望に落胆「本当に最悪だ。多くの試合では投手が重要な役割を果たす」

2024年09月15日 11:28

野球

ベッツ エース右腕グラスノーの今季絶望に落胆「本当に最悪だ。多くの試合では投手が重要な役割を果たす」
ドジャース・グラスノー Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース1―10ブレーブス ( 2024年9月14日    アトランタ )】 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が14日(日本時間15日)、ブレーブス戦前に取材対応。復帰を目指していたタイラー・グラスノー投手(31)について「今季は投げられないだろう」と今季中の復帰が絶望的になったことを明かした。
 ロバーツ監督は「スキャンをしたところ、肘の捻挫だった。投球は中断される。どれくらい続くかはわからない。これは後退だったという事実は変わらない。復帰時期は、誰にもわからない。大きな打撃」と説明し、ポストシーズンを含めても今季中の復帰は絶望的となった。グラスノーの様子を問われた指揮官は「タイラーに会っていない。まだ落ち込んでいると思う」と思いやった。手術の可能性については「私たちはそこまで先のことを考えているわけではない。今のところ、彼を少しの間休ませて、そこから先を考えていくつもり」と話すにとどめた。

 チームをけん引するベッツは、ブレーブスに1―10で大敗した試合後にグラスノーの離脱について言及。「本当に最悪だ。多くの試合では投手が重要な役割を果たす。打たなければならないが、その前に守らなければならないからね」と落胆した様子。それでも試合は続くだけに「最悪な事態だが、これは言い訳にはならない。なんとかやり遂げる方法を見つけ出す。我々は、私も含め、もっと上手くならなければならない。自分の役割を果たし、ばん回しようと努めなければならない」と奮い立たせるように話した。

 ド軍は投手陣に故障者が続出している。右肘痛で離脱中の開幕投手グラスノーは、前日13日に実戦形式登板を予定していたものの、ウオームアップ中の右腕の違和感で急きょ中止となり、復帰スケジュールが白紙に。同監督は「彼は腕に少し違和感を覚えた。肩や肘ではなく腕。明らかな後退だ。ブルペンでウォームアップ中に違和感を訴えた」と話していた。

 グラスノーは8月16日に右肘腱炎のため、負傷者リスト(IL)入り。当初は軽症と見られており、同監督も復帰登板に大きな期待を寄せていただけに、大きなショックとなった。

 投手陣の柱を欠く中で進出濃厚なポストシーズンを戦う可能性が高まっているが、指揮官は「私はまだ自信がある。チャンピオンシップを勝ち取る方法は1つではない。今いる誰が出場しても自信がある。しかし、タイラー、クレイトンが、ストーンのケガは我々にとって打撃だ。間違いない」と話した。

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