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西武一筋12年…金子侑司が笑顔の引退試合 源田が本塁打で花添える 守備では外野全ポジションを守る

2024年09月15日 20:58

野球

西武一筋12年…金子侑司が笑顔の引退試合 源田が本塁打で花添える 守備では外野全ポジションを守る
<西・ロ>試合前の円陣で声出しする金子侑 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武-ロッテ ( 2024年9月15日    ベルーナD )】 今季限りで現役を引退する西武・金子侑司外野手(34)が15日、引退試合に「1番・左翼」でフル出場。5打数無安打に終わったが、最後まで全力プレーでファンの声援に応えた。
 8回の守備で魅せた。左翼線への痛烈な打球をスライディングしながら捕球。スピードを生かした、金子侑らしい守備で沸かせた。

 初回、先頭打者の最初の打球はレフト方向へ。金子侑は笑顔を見せて軽くジャンプしながら捕球すると、球場からは大きな拍手が沸き起こった。4回の守備からは中堅、5回は右翼を守り、6回からは再び左翼に戻った。

 ロッテの先発は引退会見で「本当勘弁してくれよという感じなんですけど(笑い)」と語っていた佐々木朗希。初回の第1打席はフルカウントからの6球目、156キロの直球をたたくも二ゴロ。3回無死一塁、高めの直球にバットを止めたが、ハーフスイングの判定で空振り三振。5回は153キロの直球を弾き返すも、中飛に終わった。7回は投ゴロに倒れたが、二走・元山が挟殺の間に二塁まで進んだ。2死二塁、源田が3号2ランで生還すると、2人で抱き合って喜んだ。

 8回2死満塁で回ってきた打席は右打席に立ち、ショートへ痛烈な打球を飛ばしたが、遊撃の好守に阻まれた。残念そうな表情を見せ、ベンチに戻るとうっすらと涙を浮かべた。9回、最後の守備では左翼線への当たりに帽子を飛ばしながら全力疾走した。

 試合前の練習では「背番号7」の選手が大量発生。金子侑は円陣で声出しを担当し、「みんなと最後に1日プレーできる幸せを噛みしめながら最高に楽しんで、皆さんも本当に楽しんで一緒にグラウンドで野球ができたら最高だと思います」と声を掛けていた。

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