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ソフトバンク栗原“恩人”に捧げる勝利打点「天国の川村さんに元気で野球やれていますと…」

2024年09月15日 17:55

野球

ソフトバンク栗原“恩人”に捧げる勝利打点「天国の川村さんに元気で野球やれていますと…」
<オ・ソ(20)>延長12回、先制の中前適時打を放った栗原(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク3―0オリックス ( 2024年9月15日    京セラD )】 延長12回1死満塁でソフトバンク・栗原の打球は中前に抜けた。
 これがこの試合、両軍合わせて初得点。そして両軍ベンチは捕手を一人ずつ残すのみの総力戦となった4時間36分の死闘を制する決勝点となった。

 試合後、栗原は「疲れました~」と本音をもらした。

 チームは6連勝で優勝マジックは7となったが、ソフトバンクナインにこの白星の意味は大きかった。

 栗原は「川村コーチの命日なので、どうしても勝ちたかった。天国の川村さんに今も元気で野球やれてますと報告したかった」と明かした。

 2020年に当時コンディショニング3軍担当だった川村隆史さん(享年55)が、3軍遠征先の神戸市内でくも膜下出血のため急逝したのが9月15日。栗原を始め川村さんの明るい性格に支えられた選手は多い。

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