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巨人・菅野智之 3年ぶり中4日登板も15勝目ならず 93球投げ、6回途中3失点で降板

2024年09月15日 20:29

野球

巨人・菅野智之 3年ぶり中4日登板も15勝目ならず 93球投げ、6回途中3失点で降板
<巨・中>6回、石川昂にソロを浴びる菅野(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年9月15日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(34)が15日の中日戦(東京D)で今季22度目の先発登板。6回途中10安打3失点で降板し、両リーグ単独トップの今季15勝目を手にすることはできなかった。
 菅野は2021年9月12日の広島戦(マツダ)以来3年ぶり、自身4度目となる中4日登板での先発。この日も開幕から22試合連続で同学年の盟友・小林誠司捕手(35)とのバッテリーでマウンドに上がった。

 初回を3者凡退で立ち上がると、その裏に味方打線が吉川の適時打と浅野の適時二塁打で2点先取。3回には吉川に4号ソロが出て序盤で3点の援護をもらった。

 だが、4回に1点失うと、3―1で迎えた6回には先頭の石川昂にカットボールを右翼スタンドへ叩き込まれて1点差。続く川越の投ゴロが足元に当たって方向が変わり、内野安打となった。

 それでも心配して駆け付けようとした杉内投手チーフコーチとトレーナーを制して治療を受けずに続投。だが、2死一、三塁の場面で降板し、2番手左腕・高梨が最初に打席へ迎えた代打・宇佐見に左前適時打されて追いつかれ、菅野の白星はなくなった。

 菅野の投球内容は5回2/3で打者26人に対して93球を投げ、10安打3失点。5三振を奪い、四死球なし、直球の最速は151キロだった。

 前回登板した10日の広島戦(マツダ)では二塁を踏ませない好投で14勝目。今回の中4日登板を見据えて5回1安打無失点の菅野をスパッと交代させた阿部慎之助監督(45)の大胆采配も実って首位攻防3連戦の初戦をものにした巨人は一気に3連勝を飾り、広島を4ゲーム差に突き放した。

 だが、チームは13、14日と最下位のヤクルトに痛恨の連敗を喫し、2位に浮上した阪神とのゲーム差はわずか2となっていた。

 無念のイニング途中での降板となった菅野だったが、3―3となった直後の6回に主砲の岡本和が勝ち越しの23号ソロ。巨人の1点リードに変わっている。

 ▼菅野 粘りながらも投球はできたと思います。チームも逆転してくれましたし、このまま勝てるようにベンチで精一杯応援します。

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