「ボール球を追いかけてしまっただけ」ドジャース指揮官 大谷の打撃「妨げになってない」左肩の影響否定

2024年10月30日 13:54

野球

「ボール球を追いかけてしまっただけ」ドジャース指揮官 大谷の打撃「妨げになってない」左肩の影響否定
ワールドシリーズ第4戦<ヤンキース・ドジャース>7回、大谷は空振り三振に倒れる(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ワールドシリーズ第4戦   ドジャース4ー11ヤンキース ( 2024年10月29日    ニューヨーク )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・DH」で先発出場。5回の第3打席で左肩負傷後、初安打となる中前打を放ったが4打数1安打に終わり、チームも2桁11失点で逆転負け。スイープでの世界一を逃した。
 初回の第1打席は相手先発・ヒルのスライダーを打ち上げてしまい、遊飛だった。3回の第2打席もスライダーを振り抜いたが、あとひと伸び足らず中飛に倒れた。

 5回無死一塁の第3打席は代わったばかりの相手2番手左腕、T・ヒルの第1球を中前に運び、左肩負傷後、初安打を放った。7回の第4打席は1死二塁と好機で迎えたが、空振り三振に倒れた。

 試合後、ロバーツ監督は大谷のバッティングについて肩の調子が影響しているかどうか問われ「彼に何度も尋ねたが、(負傷が)妨げにはなっていない。彼は妨げになっていると感じていないが、ただボール球を追いかけてしまっただけだと思う。四球につながる大きな打席がいくつかあった」ともう少し選球すべきだったとした。

 また、5回に中前打で出塁後は、次打者・ベッツのゴロで二塁にスライディングも敢行。負傷したプレーだけに心配されたが、指揮官は「今のところは問題ない」とし「今夜は実際にスライディングをした。だから問題にはなっていないと思う。盗塁はしないと思うが、今のところ、それほど問題にはなっていないと思う」とした。

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