【天心会見の一問一答】初めての8Rも「スタミナが切れたとかはなかった」「やっぱりボクシングおもろい」

2023年09月18日 23:29

格闘技

【天心会見の一問一答】初めての8Rも「スタミナが切れたとかはなかった」「やっぱりボクシングおもろい」 — ＜那須川×グスマン＞判定勝ちしポーズを取る那須川（撮影・島崎忠彦） Photo By スポニチ

【プロボクシング「Prime　Video　Presents　Live　Boxing5」スーパーバンタム級8回戦（ 2023年9月18日東京・有明アリーナ）】 4月のデビュー戦で白星を飾った“キックの神童”那須川天心（25＝帝拳）がボクシング転向2戦目でメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン（27＝メキシコ）を下し2勝目を飾った。B級（6回戦）デビューながら特例で8回戦が認められた2戦目。2度のダウンを奪うも目標だったKO勝利とはいかず3―0の判定勝利となった。

　試合後の会見の内容は以下の通り。

　――試合を振り返って。

　「勝つことができてホッとしてるんですけど、課題というか、次に進むステップが見えたので、自分的にはまだまだこれから成長できるなっていうのがある。これに満足せず、どんどん経験を積んで、もっと強くなっていきたいと思います」

　――KOできなかった要因は？

　「打って打って、（相手がパンチを）出してきたのを合わせてっていうスタイルを今回は練習してたんで、そういうスタイルだけになってしまったのが、今回のKOできなかった原因なのかなっていうのを終わってすぐに感じました」

　――6回に詰め切れなかった。

　「4回ぐらいに左手に稲妻が走って、どうしようみたいな感じにずっとなってました。ちょっと痛くなって、腫れていて、今も握れないんですけど、そういうのもありつつ、迷いがあったっていうのはあります。左が打てないんだったら、右を打ったり、（今後）いろんなパターンを組み立てるのができるように。前向きな次の課題ですかね」

　――チャンピオンに近づいた？

　「次はしっかりと倒せるように。次の目標が明確に見えたんで、やっぱりボクシングおもろいなというか、自分の中でもっと強くなれる機会が得られたと思う。8回やっても、スタミナが切れたとかはなかったので。もっと強い相手としっかりとやって、勝てるように、毎日もやっていくだけですね」

　――3戦目のリクエストは？

　「周りの評価とかも見て、しっかりと経験を積んでというか。今回も2戦目でメキシコのチャンピオンとやらせてもらえたので、強気のマッチメイクをずっと僕はやりたいなとは思っています」

　――周りの懐疑的な評価は？

　「なんとも思わないですね。格闘技デビューしてからずっと言われてるんで。僕は強くなることだけを目指してやっています」。