天心 3回終了で不完全燃焼「ここからというときに終わった。最終的に相手の気持ちを折った印象」

2024年01月24日 04:45

格闘技

天心 3回終了で不完全燃焼「ここからというときに終わった。最終的に相手の気持ちを折った印象」
3回TKO勝利を挙げ、苦笑いを浮かべる那須川(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【54・8キロ契約 8回戦   ○那須川天心《3回終了TKO》ルイス・ロブレス● ( 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 )】 東洋太平洋スーパーバンタム級6位の那須川天心(25=帝拳)がWBA、WBO世界バンタム級14位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)を3回TKOで下し、ボクシング転向後3連勝を飾った。3回終了後にロブレスが右足首の痛みを訴え、一度もダウンを奪わないまま初のKO勝利となった。世界ランカーを圧倒し、今後はバンタム級でタイトルを目指す意向を明かした。
【天心一問一答】
 ――試合を振り返って。
 「ここからだというときに終わったという感じ。最終的に相手の気持ちを折ったという印象」

 ――相手の足の負傷は分かったか?
 「分からなかった。3ラウンドにプレスをかけてパンチをまとめたときにボディーが効いていた。最後のラスト10秒のときに“う~”と言っていたので、セコンドからも次のラウンドまとめていいよと言われていたのでそのつもりだった」

 ――進化した部分は?
 「今回のテーマだった、プレスをかけられるようになった。前回は打って外す繰り返しだったが、今回は自分から圧力をかけられるようになった。無駄な動きをせず、ジャブの差し合いで誰にも負けなくなった自信もある」

 ――3回までの展開は狙い通り?
 「狙い通り。しっかり距離を測ってガードしてから攻撃を確認して打ち返せた。全局面で勝ったから相手の心を折れた。(戦意を喪失させる)“ロマチェンコ勝ち”ですね」

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