京口紘人 那須川天心の進化を確認「体でブロックしてカウンター」KOの引き出しが増えた

2024年01月24日 18:25

格闘技

京口紘人 那須川天心の進化を確認「体でブロックしてカウンター」KOの引き出しが増えた
京口紘人 Photo By スポニチ
 元世界2階級王者の京口紘人(30=ワタナベ)が自身のYouTubeを更新。ボクシング転向3連勝を飾った那須川天心(25=帝拳)を「進化していた。世界を狙える選手」と激賞した。
 24日にエディオンアリーナ大阪で行われたWBA、WBO世界バンタム級14位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)戦は3回TKO勝利。相手の棄権という決着だったが、京口は「続けていたら倒していた」と指摘した。

 今回の試合、出だしからすべて上回っていた天心に3ラウンド目から体で相手パンチをブロックする場面が増えたという。

 これまでは紙一重でよけてカウンターを取っていたが、京口は3ラウンド目からのスタイルは「リスクを取ってKOにこだわったブロッキング」と解説した。

 これまでのようにかわしてのカウンターだと「相手は自分のパンチが空振ったら(天心のカウンターが)来ると分かるので耐えられる」という。

 体に当てさせることで相手はさらに打ち気で来るのでカウンターが当たりやすくなり、倒すチャンスも増える。

 前重心に構えながらフェイントをしかけて相手のパンチを引き出し、それを体でブロックしてカウンターを合わせる。

 その技術に京口は「見ていて今日は倒せると感じた。引き出しが増えていた」と称えた。

 キック無敗王者のボクシング3戦目。京口は「進化していた。全然世界を狙える選手」と天心の新たなスタイルを評価した。

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