京口紘人 那須川天心の進化を確認「体でブロックしてカウンター」KOの引き出しが増えた
2024年01月24日 18:25
格闘技
今回の試合、出だしからすべて上回っていた天心に3ラウンド目から体で相手パンチをブロックする場面が増えたという。
これまでは紙一重でよけてカウンターを取っていたが、京口は3ラウンド目からのスタイルは「リスクを取ってKOにこだわったブロッキング」と解説した。
これまでのようにかわしてのカウンターだと「相手は自分のパンチが空振ったら(天心のカウンターが)来ると分かるので耐えられる」という。
体に当てさせることで相手はさらに打ち気で来るのでカウンターが当たりやすくなり、倒すチャンスも増える。
前重心に構えながらフェイントをしかけて相手のパンチを引き出し、それを体でブロックしてカウンターを合わせる。
その技術に京口は「見ていて今日は倒せると感じた。引き出しが増えていた」と称えた。
キック無敗王者のボクシング3戦目。京口は「進化していた。全然世界を狙える選手」と天心の新たなスタイルを評価した。