テレ東ドラマ「95」(1) 95年の渋谷を駆け抜けた高校生の青春群像劇
2024年04月22日 07:00
芸能
倉地氏は3年前に原作に感銘を受け、企画を立案した。「作品のキャラクターからちゃんと生きているのかと、問われている気がしました」と原作の感想を語る。
作中では青春を描く一方、喫煙やチーマーによる抗争など当時の若者の危うさも描写されている。「作品は5人が道を外す物語でもあります。ただ良い面だけを描写しないというのは監督と脚本家の喜安浩平さんとも相談しました。そこが最も気をつけた点です」と倉地氏は説明する。不器用に生きる95年の若者が現代の視聴者に生きる意味を問いかける。