ハイヒールリンゴ 「頂き女子りりちゃん」マニュアルに興味津々も若い世代の犯罪意識の低さにがく然
2024年04月22日 16:24
芸能
![ハイヒールリンゴ 「頂き女子りりちゃん」マニュアルに興味津々も若い世代の犯罪意識の低さにがく然](/entertainment/news/2024/04/15/jpeg/20240415s00041000637000p_view.webp)
小学生の時はアトピーで肌に関する誹謗中傷を受けることも多く、また父親からの虐待もあり、恵まれた少女時代ではなかった。本人は「相手がどんな人間か読み取る、見極めようとすることに敏感になり、二度とそういう思いはしたくないと思っていた」と振り返る。リンゴは「興味深い人生ではありますね。傷つくことを恐れるあまり、人を傷つける方に回ってしまうという。自分がホストにされたことをマニュアル化して、おじさんにしているということですよね」と、その動機を予想した。
番組ではマニュアルの具体的な内容についても言及。恋愛に不慣れな中年男性に狙いを定め、相手に「お金を出すよ」と言わせるテクニックが記されていた。「あー、おぢと話すとやっぱ落ち着くなと思った、いつもありがとう」「きいてきいて、今起きたんだけどおぢの夢見たよ」という距離の縮め方に、リンゴも「うまいなあ」と思わず反応。「かっこいいとかそういう言葉を使わないわけですよね。自分がかっこいいわけではないのはわかっているので。でも落ち着くというのはアリか、となるわけだ」と感心した。番組MCを務めるフリーアナウンサーの青木源太は「きいて、きいて、というのはオジさんとしてうれしいかもしれないです。普段あまり話を聞いてもらえない、話してもらえない人は反応してしまうかも」と、自身を省みながら感想を語った。
しかし、仲良くなると、そこから沼にはまっていく。「仲良くなったと思わせてから影を見せるように言うとリアリティーが出ませんか?このテンションの落差が大事で、気になるってさせるんです」と“ハメ方”を伝授している。最大のターゲットは「50代で出会い系アプリ始めたて。返事が早い人。独身が多い、モテたことがない、お金の使い道がない」。渡辺被告はこういうターゲットを「ギバーおぢ」と呼んでいた。
そのテクニックに感嘆しつつもリンゴは「彼女はそこまで悪いことをした認識はないと思うんです。余っているお金をもらって、それをみんなに教えてあげて。今の若い子の罪の意識の低さを表している。懲役9年という罪を犯したという意識が彼女の中にあるのかどうか」と、SNS時代の犯罪のハードルの低さを嘆いていた。