山下幸輝語る「アンチヒーロー」舞台裏 野村萬斎のパワーに「目で負けそう」 伏線告白「第4話で…」

2024年05月23日 12:00

芸能

山下幸輝語る「アンチヒーロー」舞台裏 野村萬斎のパワーに「目で負けそう」 伏線告白「第4話で…」
TBS日曜劇場「アンチヒーロー」で若手検事役を好演する山下幸輝(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優・山下幸輝(22)が長谷川博己主演のTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(日曜後9・00)で若手検事を好演している。同ドラマは、殺人犯をも無罪にしてしまう「アンチ」な弁護士・明墨正樹を主人公に「正義とは果たして何なのか?」を問い掛け、大きな反響を集める話題作。山下演じる菊池大輝は、野村萬斎演じる検事正・伊達原泰輔の下、今後の展開に大きく絡んでいく可能性を秘める気になる存在。山下に舞台裏を聞いてみた。(鈴木美香)
 「こんなにたくさんのベテランの方と対峙(たいじ)することがなくて、空気感になじまないと押されてしまう瞬間があるので、なじむことが難しかったんですけど、今はすごくなじんでいます」

 2022年に放送したTBS系火曜ドラマ「君の花になる」で連続ドラマ初出演。比較的俳優のキャリアが浅い山下にとって長谷川、萬斎のほか、先輩検事察官役の木村佳乃らベテラン実力派との演技のぶつかり合いは大きな刺激になっている様子。視聴者にとっても萬斎と向き合うシーンは何かの伏線になりそうな注目のシーンとなっている。

 本人はどのような心境で萬斎を目の前にしているのか。「萬斎さんに目で負けそうになっています。パワーがあってすごいなと思っています。今のところ連敗しているので勝ち越したいです。僕も目力の強さはわりと持ち味だと思っていますけど勝てないですね。ただ、まだ撮影があるので勝ち越したいと思っています。伊達原は目の奥が笑っていないけど、とにかく菊池はまっすぐに見ています」と独特の表現でシーンを説明。

 演じる上で気をつけていることについては「菊池は僕よりも年齢が上で、作中には出てこないですけど東大卒という設定。それを踏まえてどしっと構えようと思ってやっています」と語った。

 SNSで考察が繰り広げられている作品。「伏線を張っていくのが魅力。シンプルにエンターテインメントとして面白いと思っています」とし「伏線の中に菊池もガッツリ入っています」と断言。そして「伊達原に第4話で“頼みたいことがあるんだけど”と菊池が言われたシーンがありました。それで伏線をバンバン張っています」と視聴者に期待を持たせる発言をした。

 「これから菊池がゴゾゴゾと動いて、何をするかは言えないんですけど、グワーっとしますので見守っていてほしいです」。何か大きなことをしそうな予感。目が離せなくなりそうだ。

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