千原せいじ 「動物専用の僧侶」になった真の理由「あの世に行ってから一緒に過ごされへんらしい」
2024年05月23日 07:30
芸能
![千原せいじ 「動物専用の僧侶」になった真の理由「あの世に行ってから一緒に過ごされへんらしい」](/entertainment/news/2024/05/18/jpeg/20240518s00041000627000p_view.webp)
この日の動画には千原せいじ(靖賢)とテロップ。これまで他の媒体などで説明している通り、「動物専用の僧侶」と自己紹介した。そのうえで、僧侶になった理由を明かした。
一つは、昨年数カ月にわたって千葉でテレビ収録をしていた際のこと。自家用車で通っていた時に、「動物が道端で死んでいる」ことに何度か気が付いた。原因は交通事故だと推測。ただ「ひいた人も悪くない。もちろん、動物は悪くない」と持論を口にし、収録が立て続けにあって心身ともに疲れていたことで「そういうのを見ると、余計に落ち込んだ」という。
さらに二つ目の理由として、ある友人のペットが死んだ際のこと。お墓に一緒に入るために、その友人はペットの遺骨を持っていたが、「(友人は)長男で代々のお墓に入る。そのお墓に動物を入れられるかっていう(反応が周囲からあった)」。せいじは気になって理由を色々調べてみると、「畜生道というのは動物が亡くなった後に歩む道らしい。仏さんにならずに。だから、なんぼペットを可愛がってても、あの世に行ってから一緒に過ごされへんらしい」という教えに行きついた。
だが、違和感があったせいじは「どんどん変わっていくきっかけになる時期やと思う」と、宗教の考え方も時代に合わせて“変化”させるべきと思い、「俺がお経をあげることによって、その動物が仏さんとしてあの世に送れるようにしよう、と。それで得度を受けた」と理由を語った。
聞いてみると、天台宗では「その考え方もOKだった」と確認し、「ペットが人間と一緒に、あの世で過ごせるようにする」という目的で僧侶になった経緯を説明していた。