千原せいじ 「動物専用の僧侶」になった真の理由「あの世に行ってから一緒に過ごされへんらしい」

2024年05月23日 07:30

芸能

千原せいじ 「動物専用の僧侶」になった真の理由「あの世に行ってから一緒に過ごされへんらしい」
千原せいじインスタグラム(chiharaseiji)から
 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじ(54)が、23日までに自身のYouTubeチャンネル「せいじんトコ」を更新。「天台宗 千原靖賢和尚」となった理由を明かした。
 せいじは今月2日、自身のインスタグラムで「本日、得度式をあげさせていただきました。天台宗 千原靖賢和尚となりました」と、仏道の修行に入ったことを報告。世間を大いに驚かせた。

 この日の動画には千原せいじ(靖賢)とテロップ。これまで他の媒体などで説明している通り、「動物専用の僧侶」と自己紹介した。そのうえで、僧侶になった理由を明かした。

 一つは、昨年数カ月にわたって千葉でテレビ収録をしていた際のこと。自家用車で通っていた時に、「動物が道端で死んでいる」ことに何度か気が付いた。原因は交通事故だと推測。ただ「ひいた人も悪くない。もちろん、動物は悪くない」と持論を口にし、収録が立て続けにあって心身ともに疲れていたことで「そういうのを見ると、余計に落ち込んだ」という。

 さらに二つ目の理由として、ある友人のペットが死んだ際のこと。お墓に一緒に入るために、その友人はペットの遺骨を持っていたが、「(友人は)長男で代々のお墓に入る。そのお墓に動物を入れられるかっていう(反応が周囲からあった)」。せいじは気になって理由を色々調べてみると、「畜生道というのは動物が亡くなった後に歩む道らしい。仏さんにならずに。だから、なんぼペットを可愛がってても、あの世に行ってから一緒に過ごされへんらしい」という教えに行きついた。

 だが、違和感があったせいじは「どんどん変わっていくきっかけになる時期やと思う」と、宗教の考え方も時代に合わせて“変化”させるべきと思い、「俺がお経をあげることによって、その動物が仏さんとしてあの世に送れるようにしよう、と。それで得度を受けた」と理由を語った。

 聞いてみると、天台宗では「その考え方もOKだった」と確認し、「ペットが人間と一緒に、あの世で過ごせるようにする」という目的で僧侶になった経緯を説明していた。

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